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■ 得意な文章、苦手な文章
2004年03月19日(金)
実は僕、Voiceで文章を書いたり小説を書いたりしていますが、感想文や日記、エッセイ、コラム、小論文と言ったたぐいの文章を書くのは、はっきり言って大の苦手です。小説は自分の創りあげた世界で、自分の創りあげた登場人物たちを好きなように動かせばいいので書いていて非常に楽しいし、まったく苦になりません。しかし自分の自由にならないもの、あるいは書くことがなくて必死になってネタを探し、何とかして話を広げていこうと頭をひねらなければならないような文章は、書くネタが見つかればいいですが、そうでない場合は苦痛以外の何物でもないですね。皆さんも「マツダイラ」と比べて、Voiceの文章は稚拙でボキャブラリーに欠けていると思いませんか?
そもそもこのページの名前を「Voice」としたのは、書くことを限定したくなかったからで、「日記」でもなければ「コラム」でもないので、その日に応じて書きたいことを自由に書きつづる場所が欲しかったんですよね。だから時にはその日にあったことを書きつづる「日記」になるし、時には何かに関して思うことを書きつづる「コラム」的な内容になることもあるわけです。しかしそれでも、僕の場合1日の生活の中で仕事が占める割合がとても多く、仕事が終わればただ寝るだけといったケースが多いので、「日記」として特に書くような出来事は、そうそうないんですよね。さらにずっとパソコンに向かっているのでテレビもろくに見ることができず、新聞やネットのニュースで世の中の出来事を眺めるぐらいなので、仕事が忙しい時期はほとんど世間の話題から取り残されてしまいます。
しかし、それでも意外なことに、このVoiceは2001年の9月に始まり、1ヶ月丸々休筆したことはありますが、それ以外では14日分しか抜けていないんですよね。もちろん更新は毎日しているわけではありませんが、簡単に書くことを書き留めておいたメモを元に、後になって遅れている分を意地になってまとめ書きしているからですね。ですから皆さんは数日分のVoiceをまとめてみることになり、逆に読む人の負担を増やしてしまっているのかもしれません。
そんな感じなので、もうとにかく書くことで精一杯で、特にまとめてアップするときは文章の内容は二の次になってしまっているのが現実なんですよね。本来なら、1日も抜かすことなく続けるよりも、ヒデボーさんのコラムやMaxiさんの日記のように、書けない日は書かなくても、書きたいときに書きたい内容をじっくりと書いた方が読み応えのある面白いものが書けるのかもしれませんね。一番理想なのは、どんなに仕事が遅くなっても、毎日欠かさずまめに書くことなのでしょう。
Maxiさんの日記やヒデボーさんのコラムは、読んでいて本当に面白いですよね。Maxiさんはご自身の趣味にとことんこだわり、購入したモデルカーに関する話、映画館に観に行った新作映画の感想、イベントに参加した時の体験談、それに日頃感じる何気ない疑問への考察と、実に興味深い内容ばかりです。またヒデボーさんのコラムは、世間で話題になっている事柄などを中心に、ヒデボーさん独自の見解を述べており、その確固たる思想を伺い知ることができます。ヒデボーさんのコラムは、話題になっている事柄を前文に置き、その上でヒデボーさん自身の考えが順序よく書かれ、小論文として完成されていると思います。
あー僕もこのVoiceで、読む人を引きつけるような文章を書いてみたいなあ……。でもやっぱり全然書く時間がなくて、ネタにも困って支離滅裂な文章のまま、続いていくんだろうなあ……。
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