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■ F1カナダグランプリ
2003年06月16日(月)
F1グランプリは第8戦カナダグランプリを終え、帝王ミハエル・シューマッハが今季4勝目を挙げ、ポイントリーダーだったキミ・ライコネンが6位に終わったため、今年もとうとうシューマッハがポイントリーダーに上がりました。マクラーレンは未だ昨年型のマシンでの戦いを強いられているだけあって、フェラーリやウィリアムズの後塵を拝す展開が目立ってきましたが、そんな中でライコネンはここまで本当によくやってきたと思います。ベテランのチームメイト、クルサードの成績と比べてみても、ライコネンはトップドライバーに匹敵するポテンシャルを持っており、マクラーレンがフェラーリやウィリアムズに対抗できるマシンさえ用意できれば、ワールドタイトル獲得も夢ではないでしょう。
今年はポイント制度が大きく変わって1位と2位のポイント差が減り、今季4勝目を挙げたシューマッハとまだ1勝しか挙げていないライコネンとのポイント差はわずか3ポイントと、依然として肉薄しています。フェラーリ社長であるルカ・ディ・モンテゼモロやジャン・トッド監督が「今年のポイント制度はおかしい!」と今更になってブーブー文句を言っていますが、マクラーレンの新車投入まで、何とかライコネンには少しでも引き離されないよう踏ん張って欲しいですね。
今年のF1は、ルノーのフェルナンド・アロンソもデビュー2年目にして大いに活躍していますね。今回のカナダグランプリは高速サーキットであるゆえに、パワー不足といわれているルノーのマシンでは不利と言われていましたが、それでもアロンソは今回4位フィニッシュ、しかもトップのシューマッハとわずか4秒差。アロンソの今年の活躍ぶりは、ルノーマシンの性能の向上だけでは考えられないですね。今後も注目の選手です。
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