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■ パリダカ、地雷爆発!
2003年01月14日(火)
パリダカで、二輪部門のKTMチームのサポートトラックが地雷を踏むという事故が起きました。フラッシュネットによると、リビアとエジプトの国境付近、エジプト政府が管理する地域で地雷を踏んだ同チームのトラックは、爆発によって片方の後輪を破壊されたましが、幸いにも同車に搭乗していた3人のクルーにケガはなかったようです。エジプト当局は現場でこのトラックを移動させるための作業を行い、地雷が爆発した地点よりも後方にいた車両は、同地域に進入しないよう全車停止を命じられた模様。砂漠だけでなく地雷によっても危険にさらされる、何て過酷で危険なレースなんだと思いました。 もう一つの注目だった、今年初参戦の元F1ドライバー片山右京(トヨタ・ランドクルーザー)は、残念ながらシワ一周ステージで転倒し、リタイヤとなってしまいました。砂丘で飛ばされ、前方から一回転したようで、最後はルーフを下にして止まっていたようです。右京は「飛ばしすぎたのがいけなかった」とガックリしていましたが、そうなんです、パリダカは、速く走ればいいというわけではないというところがロードレースとの大きな違いでしょうねえ。
現在総合1位を争っているベテランセルと増岡は同チーム、このまま行けばラクラクワンツーフィニッシュを決められるので、チームも2位の増岡にリスクを冒すなと指示し、彼自身も安全に走りました。冷静な増岡は「今リスク覚悟で走るのはチームのためにもならない」と言っていますが、「でもベストは尽くします」とも言っています。ベテランセルはかなりハイペースで走ったためにマシンはかなり痛んでいます。一方増岡は安全に走ったため、マシンにはほとんどダメージはないようです。「今後はベテランセルにプレッシャーをかけながら走ることになるでしょう」という言葉が力強いです。明日は500キロ以上SSがありますから、後半のヤマです。注目です。
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