Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 おじいさんを助けた話
2002年07月25日(木)

 掲示板「BarM−NEST」をご覧になった方はすでにご存じだと思いますが、先月の下旬頃、大通りの片隅でうずくまっているおじいさんを見かけたので声をかけたのですが、胸を押さえて苦しそうだったので救急車を呼んで、自分も一緒に病院まで付き添いました。

 ご家族の方と連絡が取れて、程なくしてご家族の方が来られたので、軽くご挨拶をして失礼させていただいたのですが、そのおじいさんが実はその後大手術をしたというお話を伺いました。僕はそんな重大なことになっていたとはまったく知らなかったのですが、とにかくあのとき、あの大通りでうずくまっているおじいさんに声をかけて本当によかったと思いました。

 あの日は確か土曜日の昼過ぎ、お客さんの所に納品に行った帰りで、普段はそのままオフィスに帰り、別の仕事の続きをするのですが、たまたまあの日はその後の予定がなく、せっかく街へ出てきたのだから、ちょっとスターバックスにでも寄ってコーヒーでも飲もうかなと思い、仕事の日では珍しく青葉通りを歩いたのです。今思えば、あの日あの場所に居合わせたのは、何か運命的なものを感じます。一生のうちで人の命を救う機会というものは、医者や救急隊員でもない限りあまりあるものではありませんが、おじいさんの手術が無事に成功し、順調に回復なされていると聞いて安心しました。


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