2007年03月11日(日) |
グレンジウッドからの旅路 |
昨日のWチーム楽であたしのデイジーは終わりました。
会社を時間休し、 某店でストールを取りに行き、夫に「mitoとyokoにホワイドデーのお返しを買って」といわれデパートでマカロンを買い、あと某店で注文したものをもらい、とかフルで動き、サンモールへ。 秋楽だから大事にじっくりみようと思いつつ、役者さん達の妙なテンションの高さに笑いころげて、 笑い続けたわりには気が引き締まる校長のはなしでデイジーが終わる。 倉本さんは話を閉じるのがうまいひとだなあ。 生徒に愛と心配と威厳をもって接しているのがひしひしとかんじられます。 ものすごい説得力のある校長だよね、このひと。 あたしは自分の高校の「仰げば尊し」を歌わせない『けっぱり先生』といわれた校長を懐かしくおもいだしました。 「頑張って教育をしたけど、『わが師の恩』なんていわれるほどできなくて申し訳ない!」って気持ちで卒業式をおくりだしてくれたぶっちゃけなステキ校長です。 おもしろいひとだったよね、あたしたちの校長も。(しみじみ)
さて、そんなW楽。 みんなが大暴走!楽しいことをいうタイミングをきときとした目で狙ってました。 今回のアドリブ。 ・まずデイジー、 「お母さんお母さんオペラ歌手?」 「元オペラ歌手よ〜」 のやりとりを緊迫感あふれるやり取りでやりすごしたあと、最終的に佐野さんがデイジーに根負け。日本の音階にないようなーえーと中近東の音階みたいなあやしげな音を両手を広げて歌いだす。 客席大喜び〜! それ以上にデイジー大喜び〜!! ガッツ!なポーズがさのさんの困り果てて歌った姿と交互に脳裏に浮かんでやみません。(爆笑) ・歩きアドリブトークコーナー?のシビルとモニカ。 前回2回見た時はモニカ主導のヘンな話だったのに、今回はシビルが、 「わたし、お休みの間にまた背が伸びたみたいなの〜」 「(間髪いれず)男並みですね」「なんですってっ!?」 「いえいえいえいえ(目逸らし&硬直)」 結局モニカペースで終わる……。 ・デイジーのひとつむすびの頭をみて、シビルが、 「それアンテナ?」 はいつものことなのですが、 「感度良好ですかー」 のモニカ発言のデイジー撃沈。 ドアを叩きまくり泣き笑いを耐える。 頑張れ、デイジー。 ・アリス先輩の10の数え方。「1、10、そこダメ!(マツシン名指し)」。客席のマツシン、びっくりして口が漫画みたいに20秒位開いてた。どんな顔しても美人さんなのは素晴らしいです、松本さんv
千秋楽挨拶。 次の日の2回公演が残っていたのでそんなに涙とか感激とかはなく、 「がんばります」 がほとんどでしたね。 佐野さんが、「どちらのデイジーも着替えが遅くなっている!」 とダメダシをしていたのと、 荒木さんがなんだか収拾のつかないことを言って、関戸さんが代わりにあやまっていたのと、 吉田さんが社べ手いる時に松本さんがうんうんと妙にうなずいていたのが印象的でした。 ジュニ7の方々ってほんわかしてますね。 彼ら一人ひとりのお芝居も役と関係なく、気持ちの良いようながんばりぶりがかんじとられて、とても好きなのですがこういう挨拶も芝居と同じような好印象でとってもなごみます。ますますがんばってほしいです。 山本さんはサラ嬢の顔で、いつものゆっくりした山本芳樹的な話しぶりでこちらも、モニカの個性的な話し方ばかり聞いていたので、久しぶりにほっとする。(笑) あー、山本さんは元来、そうそう、こういう声と話し方だった!忘れるところだったよー!(えー?)ってね。 役者ってすごいねっ!←いいわけ
いちばん挨拶で面白かったのは主宰でして、 「この芝居は毎年まだロンドンでは上演されて、30代から40代の女優さんが女子高生をやっているのでロンドンにいった際はタイムアウトで確認して観にいってください。以上ロンドン情報でした」 以上って。 もうーー!(笑)千秋楽の挨拶じゃないし、それ。 しかし、この芝居を観ながら、実際ロンドンではどういう年代の人々がやっているんだろう?それによって、発したいメッセージというのはかなり変わってくるんじゃないかな?とか、素人の劇団とか演劇ラボでやる場合どういうキャスティングが面白いのかなあとか想像することが大好きなので意味なく夢想してたので(夢見がちなので)、実際のライフ以外でのデイジーの話をきけてちょっとうれしかったです。 30代から40代かー。うーん、ライフだと青春のきらきらぶりがまぶしいっ!んだけど、かなり、じゃあやっぱり逆説的なエッセンスのある話であるのもしれませんね。 なのでいついけるかわかんないけど、ロンドンにいったらデイジーを見ることを決意しました。それまで毎年やっててね、デイジーv
貰ったチラシに、「モスクワ」と「ロミジュリ」がありました。 「モスクワ」のウラに”若きホープ”って。 あのー若きはどこまで使っていい言葉なのでしょうかー。(遠く叫) でも客演といえども古い写真を使うこともなく、 きばって他の人のカラーにあわせているような気負いもないスリーショットのナチュラルさがステキだったのでいいです。(やっぱり、笑)
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