今日起きたら12時でした。 先週もそんなこと言っていた気がするよ…。 休みの日がおきたときに半分終わっているのが悲しい。 はうーーん。←遠くに向かって投げやりに叫ぶ主婦
昨日というか今日の2時まで上野で呑んでしまったから仕方ないといえば仕方ない。 東京のひとでないTみ嬢の「終電まで飲もう、話そう」って9時過ぎに店に入ったのに結局、 「誰もとめられないくらい」(byゾーイ) 話が尽きずで気がついたら帰れない時間になってまして(不覚)、場所を移してもう少し話したり、呑んだり。 きっと2時過ぎ、Tミさんは上野のマンキツで夜明かししたかと思います。 あたし、大人なんだからもっと人のことを気遣ってやれよ!って感じですね。ごめん! でも芝居の話、役者の話、洋服の話、その他もろもろいっぱい話して楽しかったです。 今度は帰れる時間をおもんぱかるから、またお話しましょう。
そんなこんなで昨日Vチームの千秋楽でした。 原作を読んだときは興味のわかない話に思い切りへこんだのですが、どうやら舞台に立体化されるとあたしにはかなり面白いものに映ってみえました。 立体化を思った倉田先生さすがです。 そういえばチケット情報局で関戸さんがいつだったか、 「稽古がはじまったら案外舞台に適した作品なんだな」 とさらっとのたまわっているのを聞いて、 劇団員も実は、なんだ、あたしたちともしかして同じだったんじゃん!(違)とPCの前でつっこんでしまった思い出があります。
なによりも今回は、 山本さんが髪型、視線、そして芝居ともども全部きれいだった! やりすぎと最初に思った吸血鬼になる時の芝居の異質さは「異端者」「人でない獣」として存在するものへの変化であり、最後の光の中、空にひらり解けてゆくのはその延長の「異端の終結」に続く。 あくまでも人間でなく、吸血鬼になった体を持て余している彼の哀しみなんだね。 山本さんの芝居はその個性から感情的にみえがちだけど、理論的で流れを意識した演技だといつも感歎してしまうのだけど今回は一番それを感じだ。 ステキなやくしゃだ。
それから、高根さんがせつなかったのに男のひとのかわいらしさがいっぱいあってステキだった。 「さびしくなるね」 が一番スキーな台詞です。(ハイハイ) でもあたしはあんなめそめそしたパパいらないー。(え?) あと、 林さんが清かった。(涙) 松本さんがけなげだった。(わたしも現実生活がんばろう!) とか感想はほんと書きたいことはあるのですが年明けにさせて下さい。(汗)
今月は日記は明日から年末までお休みです。 皆様良いお年を! あたしはもうちょっと良い年にするためにがんばります。 そのためにはまず肺炎を治さなきゃ!←まだ治ってない、笑。
でもこれは書いておこう。 覚書です。
深山さんのクリストファーが今回秀逸でした! クリストファーは吸血鬼になっても彼の精神は成長しているみたいだった。 6歳のクリストファーは子供だ。 しかしサイモンを血の一族に引き入れる実年齢20数歳のクリストファーの精神は子供の顔でも「20数歳」だ。 「みかけよりトシをとっているんでね」 「無理じいするのはいやだ」 自分をあざ笑う大人な吸血鬼な部分と、多分自分はグラフに無理強いされて吸血鬼になったであろう過去からサイモンに無理強いをしたくないという人間的な部分がいりまじり、こんな吸血鬼ならまだ好感がもてるし同情もできると思わせる。 「一緒に生きていこう」 としたサイモンに拒否され、きっと子供の姿をしているが為に痛いこともたくさん味わったクリストファーの300年後はそれだけの経験を身のうちに秘めている。 「俺も年をとったものだ」 サイモンの計画にのせられそうになり、彼はそう言う。 そう、年をとっているのだ。 山本サイモンがほぼ成長していないティーンエイジャーのままの潔癖さと気 高さを持っているのは裏腹に年月によって腐っていった心が。 自分が失ってしまった山本サイモンのその部分がまだ好きだけど、その部分が逆にものすごくクリストファーには苛立ちを覚えている。 自分が300年の間に失くしてしまったと分かっているから。 その複雑な気持ちの伝わる無垢な語りかけと、凶暴な独白が交互に表面に現れるのがぞくぞくした。 Vチームはふたりの吸血鬼の存在の対比が芝居のテーマであろう『生死』と『生きてゆくということ』をより重くさせてた気がします。 面白かったです。
前田グラフの声に今回や・ら・れ:たー。(くーーっ!!!) 前田さん、仕草もエロイですが声がなによりもエロいです! 精悍な顔つきから発する金属音を含んだ甘い声で仕事のことを話す説得力、クリストファーをとらえる蜘蛛の糸みたいな魔力、そしてごはん(サイモン)に語りかける色っぽさに倒れそうになった。 あからさまに見た目が胡散臭いのに信じてしまうのは吸血鬼が「人の心を思い通りに操る」術とは別にこの声があったんだろう。(ニヤリ) おかえりなさい、前田さん。 本当におかえりなさい。 デイジーも楽しみです。
よし本年はここまでということで。
では皆さん、良いお年をお迎えください。 ま、ネット上からは消えないんだけどね。
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