……えっと、今日の朝日新聞の夕刊の漫画の新刊案内の、 『OZ』(完全収録版)のレビュー文句がコレでした。 なんですか?これ。 誰の愛のかたちですか? レビューを何度も熟読してみたけど、よくわかんない。 「フィリシアがムトーと1019とOZをめざす」 「OZの魔法使いが下敷き」(まあね) 「近未来的SFとしては古典的要素を盛り込みながら、洗練された台詞回しと〜〜」 ふんふん。 で結局、 「機械と人間のハザマで苦悩するサイバノイドの姿が美しい」 でしまってます。 どこが『新しい愛のかたち』なんだろう。
愛に新しいもないよね。 愛は自然のものだしね。
いずれにしてもOZには、愛の形はいろいろあると思います。 リオンの屈折した妹への愛、 すみきったフィリシアの愛、 ムトーのどこか遠慮したフィリシアへの。 ネイトのストレートなようでまどろっこしい24への。 そして、19の混乱しながらもそれでも 大切なものをみつけてゆこうとする、その。 どれもこれもが3月にみることができるのでしょうか? それまで完璧版で 樹ワールドを楽しみましょうvv 11月から毎月出版されて来年の3月に全部そろうってところが戦略ですね、笑。
朝日新聞の金曜日の夕刊は漫画のレビューだけでなくて、 私が楽しみにしているものがあります。 コンテンポラリーダンスのガイドブックをだしている方の 『私の偏愛するダンス』っていう連載で今回が4回目です。 何がダンスか? 何が心を揺さぶるのか? というダンスの歴史、そして懸案を情熱をこめて書いてます。 一番おもしろかったのは 「服を脱いで着る」だけをダンスとしたピナ・バウシュがいるってこと。 高く飛ぶことや、リズムを刻むことはまるで問題じゃないところがミュージカルとかに慣れた人間いはとても新鮮です。 今年の夏の「天地」みればよかった、もうちょっと早くに連載してほしかったとちょっと思うところではありますね。
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