2008年02月29日(金) |
『ライフ アルバム』 いきものがかり 2008.2.13 |
いきものがかりの曲は元気いっぱいで、若くて元気!というイメージだけど、それだけではない。 ファーストアルバムも和風で元気だったけど、その中にちょっとマイナーで味のある曲があり良かった。 そして、このセカンドもがんばったなあと思う。
「茜色の約束」はお兄さんの結婚式のために作ったそうですが、それにしては「別れ」という言葉があるので、ちょっと気になってはいましたが、明るく元気に愛を誓う歌でいいなと思った。 「青春グラフィティ」もいかにも青春ソングでいいけれど、正直なところ、私の好みからはだんだん遠ざかっていくような気がした。
それで、セカンド・アルバムが発売されるときいても、あまり期待はしていなかった。 でも、このセカンド・アルバムは私の期待を裏切ってくれた。
特に「花は桜 君は美し」はタイトル通り和風で渋い。 「心一つあるがまま」もマイナーメロディーがたっぷりだけど、なぜか元気いっぱい。 そして一番驚いたのは「東京猿物語」。 これはお祭りの歌のようだけど、コンサートではもりあがるだろうなあと思う。 江戸っ子ってこんな感じかなあとか。 「月とあたしと冷蔵庫」はタイトルは不思議な感じだけど、歌い上げるバラード。 アルバム・ラストにふさわしい名曲と言える。
良い曲を集めて作ったアルバムだと思う。
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