2007年02月18日(日) |
『Scratch』 木村カエラ 2007.2.7 |
今まであまり興味が無かったけれど、有線の新譜チャンネルでこのアルバムを聞いていっぺんで気に入ってしまった。 そしてジャケットがあまりにかわいいので、ジャケ買いしてしまった。 ジャケットはもちろんかわいいけれど、中の写真もこれまたかわいい。 にぎやかなおもちゃの中にカエラちゃん自身も、かわいいおもちゃの一員として溶け合っている。
そして肝心の中身なのですが、13曲入りで49分。 いまどきのCDアルバムのなかでは曲が短い。 短い曲の中にキャッチーなメロディーや心に残るフレーズをぎっしりと隙間無く埋め尽くしている感じ。 13曲中11曲の歌詞をカエラちゃん自身が書いているが、この歌詞は日本語でありながら、英語に聴こえるような言い回しをしたり、歌詞にもしっかり個性が出ている。
帯に「全曲シングル候補でした(笑)」とあるが、まさにそのとおりですべての曲のクオリティが高いと思う。
それにしても曲が短めのキャッチーなガールズ・ポップスは大好きで、一番好きなのはDo As Infinityの坂都美子、二番目はYUKI、三番目にアムロちゃんだったけど、このアルバムで三番目にカエラちゃんが来てしまいそうになってきた。 「dolphin」「ワニと小鳥」「JOEY BOY」「Snowdome」「Magic Music」 あげていけば結局全部好きだといえるほどだ。 ジャケット、中の写真、裏ジャケの曲名の書き方、総合的によくできていると思う。 早くも今年のベストなアルバムと言える。 カエラちゃんは歌が上手いしかわいくて最高だけど、プロデューサーのJez Ashurst氏、かなりの腕前ですね。プロデューサーにも参りました。
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