| 2006年11月20日(月) |
『Dear friends �掘戞 ヾ篋蟾�美 2006.10.16 |
岩崎宏美さんのカバーアルバム第三弾。
今回もいい曲ばかり収録されている。バリー・マニロウとのデュエット曲や「愛の賛歌」などはさすがに上手い。
「言葉にできない」もなかなか女性には歌いにくい歌だと思うけど、岩崎さんは上手い。
私の大好きな「雪の華」も歌っている。
この曲も難しいけれど、実力派のシンガーたちが次々とカバーして、みなそれぞれに上手い。
最後の「つばさ」ははっきり言って本田美奈子の方が勝っている。
本田美奈子の「つばさ」を聴いていなければ、岩崎さんの「つばさ」もいいなあと思っただろうと思うが、本田さんの「つばさ」を聴いているだけに、本田さんの歌のすごさをより強く思ってしまう。
私が一番良かったのは「In my life」だ。
ビートルズのあの名曲をスタレビと一緒に情感豊かに歌っている。
岩崎宏美さんの歌はすっかり円熟して素晴らしいとは思うけど、これらの歌を聴いていると、本当にすごく上手いのかどうかわからなくなる。
なんというか古い歌とは誰が歌ってもそれなりに歌えると思う。
古い誰もが知っているような代表曲を歌ってもらっても、なんだかぴんとこない。
私は「雪の華」と「つばさ」が聴きたくて買おうかどうしようか悩んだあげく、レンタルしたが、私の場合はレンタルで正解だった。
こんな古い歌を特に工夫なく歌ってオリジナルと同じ値段とは、ちょっと私なんかは合点がいかない。
岩崎さんの歌が好きで、古い曲が好きな人にはいいのだろうが、もういいかげんに古い歌を歌ってまるでオリジナルアルバムのように発売するのはやめてほしい気もする。
前回のオリジナルアルバム『Natural』の方が私は１０倍好きだ。
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