私の音楽日記

2004年11月04日(木) 「Lluvia」  今井美樹  1991.9.7

「Lluvia」は乾いた土に降る雨という意味らしい。

「雨」。
心がからからになってしまうと、このアルバムをよく聴いている。
作家陣が強力で布袋作品を歌う前の傑作アルバムだと思う。
タイトル曲の「Lluvia」が最高。
詩、曲、アレンジ、声どれも輝いていると思う。
この曲は作詞を今井さんご自身で書かれているが、今井さんという人はつくづく自然体で無理せずに書ける人だなと思う。
歌にしても無理はしない。とても正直でありのままだと思う。
最後の上田知華作詞作曲「DISTANCE」はクリスマスの恋人達の長距離電話の歌。
 
 ”窓の下を急ぐ チェーンの音に今
  あなたの声が途切れる
  ”こんなに離れても 愛しているけれど
  もうきっと君を守れない”

  涙拭うことも
  ひとりきり眠ることも
  苦しくはなかった 好きなように生きてきたつもり
  今 今夜こそ この距離を越えたい
  降りしきる世界に 何もかも消えてく
  Why don't we love
  Why don't we love

この二人はこの後どうなったんだろうか。距離を越えることができたのだろうか。


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