私の音楽日記

2004年10月08日(金) 「小さな願い」  ル・クプル  1998.7.1


ル・クプルの歌はどの歌も安心して聴ける。
とんでもない冒険をしたり、奇をてらったりしない。
淡々と自分達の歌を歌うだけ。

私はル・クプルの歌は全部聴いているわけではないので、このアルバムが何枚目のオリジナルアルバムなのかわからないが、
1曲目の「逢えてよかった」から最後の「Tokyo love story」まで本当に温かくゆったりと聴ける。
「ひとつ屋根の下」「妹よ」「東京ラブストーリー」という大ヒットドラマの使われた曲に詞をつけたそうだが、
ドラマと関係なく楽しめる内容。

「それを恋と呼ばないのは」はちょっとジャズ風でおしゃれな一曲。

 ”世界の果てを教えてよ
  たぶんあなた知ってるんでしょう
  昔あなたと似ている人を
  絵本で見たのよ

  約束なんて破るためにあるって思ってるんでしょう
  胸に刺さった棘はまるで 天使の羽ね

ラストの「Tokyo love story」もとってもいい曲。
この曲だけはドラマで使われていた事をはっきりと憶えてる。
たぶん、印象的なシーンで使われていたのでしょう。

 ”言葉の代わりに 海の香りだけ閉じこめた手紙を
  子どものように眠る あなたに残して旅立つわ


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