私の音楽日記

2004年09月14日(火) 「ROAD CRUISIN'」  DEEN  2004.8.18


DEENの最新アルバム。私はDEENのファンクラブに以前入っていたほどのファンです。
DEENの曲は結構夏向きの曲が多いと思いますが、なぜか今まで夏にアルバムが発売されたことはなかったです。
これが初めての夏発売のアルバム。

宣伝ではドライヴィン・ニュージックとうたわれていましたが、特にドライブ向けには思いませんでした。
ZARDや小松未歩さんと同じ曲を歌っていた頃とはあきらかに違う路線になっていて、
'DEENは爽やかなだけではないっ!'と主張しているような1曲目「レールのない空へ」。
2曲目の「ROUTE 466」ありがちなドライブの歌だけど、とても肩の力を抜いたような
飾り立てずに気分のままの歌詞とボーカル。
そして、3曲目の「STRONG SOUL」や5曲目の「明日へのOFF ROAD」は強くなっていくDEENを主張しているような曲です。
「OCEAN」はお得意のバラード。
「Good Good Time!」はDEENにこんな歌もあり?!と驚きでした。
これはライブで一番盛り上がるでしょう。
 ”頭や身体 もっと使いましょう
  お金じゃ買えないものもあるはず”

 ”隣の芝はいつも綺麗なもの
  そんな小っちゃい思いは捨てようぜ”

「ミラクル・ボーイ」は田川さんらしくポップでハード。
  ”ドジ踏もうと躓こうと
   笑い飛ばしてしまえ”

いいフレーズです。池森さん、ありがとう。元気出ますっ!

「遠い日のシャボン玉」はギターかシンセか不明ですが、音が面白い。
シャボン玉が飛んでいくイメージでしょうか。
楽器でこんなイメージを出すとは面白いアイデアです。
最後の「歌に願いを〜SONG FOR YOU〜」は池森さんの心からのメッセージだと思いました。
最近、DEEN解散するのと違うやろか?とちょっと心配でしたが、
この曲の歌詞を聴いたら、そんなことはないと確信できました。
池森さんの歌への強い意志を感じる事が出来ました。

 ”もしも歌で君を
  救えるならずっと
  僕は歌う
  SONG FOR YOU"

このアルバムは今までとちょっと違う強いDEENでした。
今回は詞でノックアウトされました。



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