私の音楽日記

2004年09月06日(月) 「Bi-Ki-Ni」  杏里  1985.8.5

夏の終わりになると聴きたくなるのは杏里の歌声。さらっとした彼女の長い髪のようなさらさらした歌声。
砂浜にいるような気分になります。
好きなアルバムは多数ありますが、この「Bi-Ki-Ni」が一番好きです。
この頃のアルバムは角松敏生さんの曲が圧倒的に多く、杏里は気分よく歌っています。
このアルバムでは現my littele loverの小林武史さんも3曲提供されています。
私は小林武史さんの流れるようなさらさらしたメロディーが大好きなんです。
一番好きな曲は小林さん作詞作曲編曲の「Surf City」で
 
”ときどきもどかしい 思いの恋なら
  それは 私のせいだと思うの
あなたに よせてた思いも途中で
  また引き潮 そして終わる夏

  I 最後の夜なら
  want 月まではおって あなたのうでに
  in the surf city”

杏里にぴったりの歌詞、メロディー、アレンジの曲で当時は何度もリピートして聴きました。

「September Walkin'」では

 ”september walkin' 一人さまよいながら
  あなたわすれるために
  september walkin' 季節がかわれば長い冬のはじまりね

秋を飛び越えていきなり冬。
ちょっと、早過ぎるような気もしますが、変ではないです。

最後の曲は杏里作詞作曲の美しい曲で、

 ”この海に連れてきてよ
  そのあとは 会わないで
  Still I love you”

Still I love youなのに、そのあとは会わないでとはなんでかな?と思いますが、きれいなバラードで杏里もいい曲が作れるなあと当時よく聴いていました。

まだ、この頃幼さの残る杏里がちょっと背伸びして作った良質アルバムで
夏が来ると必ず聴く一枚です。 


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