２．久保田早紀さん
次に好きなアーティストは久保田早紀さんです。
1980年に「異邦人」でデビューした時は、不思議なイントロで始まるちょっとオリエンタルなアレンジのそれこそ�爛縫紂璽潺紂璽献奪��瓩任靴拭�
私は「異邦人」はそこそこ好きでしたが、特に心ひかれるほどではなかったのです。
しかし、1982年の５ｔｈアルバム『見知らぬ人でなく』で私の大好きなアレンジャ−井上鑑さんアレンジの曲が多数あり、注目せずにはいられなくなりました。
どの曲もほどよいポップ感と井上さんお得意のポキポキッと折れるようなアレンジが
早紀さんの乾いたそれでいて繊細な声とマッチしているように思いました。
ジャケットは早紀さんがこれから旅立つのか、それとも旅に出ているのか窓から遠くをながめている写真です。
曲の内容も旅立つ曲が多いです。ただの傷心旅行ではなく、新しい何かをみつけるための旅、あたらしい自分を探しに行くようなイメージの歌が多いです。
一番好きな曲は「車窓」。車窓には新しい私が映っているのと励ましながらの旅立ち。
そして２番目に「ねがい」が好きです。
ただのびやかに生きて死んでいきたいと、本来の心からの願いがこの歌にはあると思います。
あと、久保田早紀さんとしては最後のアルバム『夜の底は柔らかな幻』も幻想的で素晴らしいアルバムです。
マジシャンのような早紀さんの写真のジャケット。初めて見た時は、早紀さんのアルバムとは思いませんでした。
このアルバムはシングル曲を中心に作られたのではないのかもしれません。
私の聴いた感じではすべての曲が異国情緒にあふれ、しかし、あくまでもヒロインは日本人の感じがしました。
このアルバムの後にご結婚された久米氏が全曲編曲され、丁寧に作られたアルバムだと思います。
一番好きな曲は「月の浜辺ボタンがひとつ」。不思議なメロディーです。あまりこんなメロディーは聴いた事がない。
夜の浜辺には行ったことがないのに、行ったような気がする曲です。
所有アルバム
夢がたり 79
ベスト・コレクション 85.4.21
サウダーデ 80.
ＡＩＲＭＡＩＬ ＳＰＥＣＩＡＬ 81.
天界 80.
◎見知らぬ人でなく 82.
◎ネフェルティティ 83.
夜の底は柔らかな幻 84.
ベスト・オブ・ベスト 92.11.21
ゴールデン・Ｊ・ポップ ザ・ベスト 久保田早紀 1997.11.21
ゴールデン☆ベスト 2002.11.20
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