鼠小僧白吉のうだうだ日記

2006年02月22日(水) 女子プロレス

高校・大学時代と良く女子プロレスを見に行った。後楽園ホール、川崎市体育館、そして不動前にあった全女事務所でのガレージマッチ。でも時代の流れか「全日本女子プロレス」という団体からはどんどん選手がいなくなり、選手はあっちこっちにちらばり、どの団体も小さく、こじんまり興行をうつようになり、同時に女子プロレスというジャンルも尻つぼみになっていった。

そして昨年、ついに「全日本女子プロレス」は解散してしまった。おいら的には97年9月の川崎市体育館での興行、三田・下田VS伊藤薫・渡辺智子の金網デスマッチが、全女が全女であった、最後の大会だったと思う。その後、選手の大量離脱、2度目の倒産騒動……気がついたらおいらも女子プロレスを見なくなっていた。

最近、武蔵小山の飲み屋街を歩いていると、あの時代の女子プロレス、全女がまだしっかりと全女であった、面白い試合をたくさんみせてくれていた時代の選手が集合しているポスターがあちらこちらに貼られている。「前川久美子引退試合」のお知らせ。昨年解散した「全日本女子プロレス」最後のチャンピオン前川久美子が3月26日に引退するのだ。この1年、前川選手は一度も防衛戦を行なってこなかった。歴史のあるベルトだ、ファンの思い入れもたくさんつまったベルトだ。防衛戦を自らの興行で行ないたかった興行師はたくさんいたと思うし、前川選手自身のところにもそれなりのおさそいはあったと思う。
でも前川選手は防衛戦を行なわず、そして3月26日、全女の会長だった松永氏にベルトを返却するという。名実ともに「全日本女子プロレス」の灯はこの日閉じることになるのだろうか。それともこの日をきっかけに、何か新しい動きがあるのだろうか。
3月26日、おいらも是非観戦しようと思い、チケットを手配してもらっていたのだが、用事がかさなってしまい、観戦に行くことができない。とても残念だ。昨年あたりからふとしたきっかけで、「LLPW」という団体の試合を見にいくようになったのだが、女子プロレス、まだまだ面白いじゃないか。今後再び、ブームが再燃しないだろうか。今後に期待したい。


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