林心平の自宅出産日記

2004年10月05日(火) 夫、大いに反省する

 夕ご飯はお好み焼きだけでした。食後、妻は怒っていました。
「食事の支度を担当するなら、ちゃんと、妊婦の栄養を考えてやってほしい」そう言って、妻は、保健センターでもらってきた、妊婦の栄養・食事についてのパンフレットをぼくに見せました。一読後、ぼくがいかに、無自覚的に料理を作っていたかを認識し、大いに反省しました。昨日からの献立を書き出してみます。
10/4夜 シチュー
10/5朝 シチューの残りとご飯、昼(弁当) ブロッコリーのゆでたのと市販のミートボールと卵焼き、夜 お好み焼き、
 これでは、炭水化物もタンパク質もビタミンも何もかも不足しています。おまけに妻は、助産婦さんに低血圧や鉄不足を指摘されたばかりでした。
「助産婦さんに言われたにんじんとごぼうジュースを作らないのなら、それよりも効果のあるものを考えないといけないでしょう」
 まったく言われたとおりで、ぼくが自宅出産に際して助けになる最大のことが、よい食事作りなのに、実にいい加減にしていました。妻は言いました。
「悪循環になってる。このままだと、私はずっと風邪っぽくて、ぜんそくになってしまうかもしれない。そうなると、家事をやってもらうことになって、忙しくて、ますます料理がおろそかになる。一度、仕切りなおさなくては」
ぼくは、心を入れ換えて、10/6には次のような献立にしました。
朝 バターロールと南瓜スープと目玉焼き、昼 チキン豆腐バーグとじゃがいものごまみそマヨネーズあえと小松菜ともやしのナムルとひじきじゃこご飯。

 もう1つ指摘されたことがありました。総合病院の医者の予定日の話に対して、ぼくは、自分で反論できなかったのです。基礎体温をつけていたので、排卵日はほぼ特定できていることを、妻はデータを示しながら教えてくれました。そういうふうに、データを確認しようともしていなかったのは、実は、その話がよくわかっていなかったからではないのか、と言われました。
 そうです。勉強不足でした。ごめんなさい。

 手綱を締めなおした一日でした。頑張ります。


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