林心平の自宅出産日記

2004年09月12日(日) 疲れやすい妊婦さんの買い物

 4か月の第1週目。まだ、安定期とは言えません。でも、一日中家の中にいても、気が滅入るだろうと思い、週末は家族で買い物に出かけたりします。
 今日は、「冷蔵庫で冷やすもの」を買いに出かけました。どうしてそんなものを買いに行ったかというと、大きな冷蔵庫を買って嬉しかったからです。

 ぼくたちは今まで、大学を卒業して引っ越していった友達が置いていった一人暮らしサイズの冷蔵庫を家族四人で使っていました。これは、かなり詰め込んで使っていました。豚を飼っている友達から、つぶしたときに買うので、一度にたくさんの肉が届くのですが、特に豚骨が場所をとっていました。 一度にスープをとってしまうと使いきれないので、豚骨のまま冷凍しておきます。それが小さい冷凍室のほとんどを占めていました。そのため、氷など作ることはできず、氷枕や氷嚢を使いたい時には、コンビニエンスストアまで、水割りに使うような氷を買いに行っていました。
 考えてみると、実家を出てから14年間、冷蔵庫を買ったことはなく、すべてもらいものを使っていました。けれど、もうすぐ5人家族になるのだし、大きい冷蔵庫が必要ではないか、という話になりました。それならば、ノンフロンのものをと思い、家電屋さんに行くと、驚くべき機能と省エネ性を兼ね備えた冷蔵庫たちが並んでいました。野菜をそのまま入れる、凍ったまま切れる冷凍、今のうちの冷蔵庫の4倍の容量なのに電気代は半分以下。ほんとうにそんなことがあるのでしょうか。
 それらはすべて事実でした。ぼくたちは、お店のおじさんが強くすすめてくれた冷蔵庫を、ついに買ったのでした。それが届いて、嬉しくなって、みんな一つずつ冷蔵庫に冷やすものを買いに行こうということにしました。

 デパートに行き、妻はケーキにしようかなと言っていましたが、その前に見たい本があるとのことで本屋に寄りました。それがいけなかったのです。妻は、疲れてしまって、まずは喫茶店で休むことにしました。休むと少し元気になりましたが、「お金をつかっちゃったから」と言って、 ケーキを買おうとはしませんでした。少し、食料品を買って、帰りがけに子どもたちは「冷蔵庫で冷やすもの」として、チョコレートとキャンディーとラムネ付きスタンプとアイスクリームを買いました。ぼくは、料理酒兼で冷酒を買おうと思いましたが、手ごろなのがなくやめました。

ここから妻が得た教訓。
1、買い物はひとつだけにしぼること。


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