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木津未来会議の日記
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2009年12月01日(火) 全員協議会のご報告です

上下水道部長、下水道課長、担当課長出席のもと、全員協議会が開かれました。傍聴者も多く、関心の高い全員協議会のご報告をします。

議題は、
汚水処理施設整備基本構想(案)についてと
インターネット配信の予算要求について、
地方議員年金に関する報告の1件でした。
(以下くれはのメモより)

まず、下水道課長が「構想策定の目的は、公共下水道の集合処理ですることが望ましい地域と合併浄化槽で整備することが望ましい区域との線引きを、現時点で再精査し、最適な整備計画を定めるため」であるという説明から始まりました。
その上で、現在下水道整備が完了しているところと認可地域を除いて、経済比較と地形的条件や地縁性を考慮して、総合的に決定した結果が表に表されていました。
議会へ説明をしたのち、地域審議会や地域住民の方へ説明をしていきたいということでした。

説明のあと、質疑をとの議長の一声に続いて、
私より「全員協議会という位置づけは、全議員が理解されていると思うが、請願が提出されている現在の状況で、今後議会提案、委員会付託と進んでいくため、本日が事前審査になってはならないので、議長の議事整理を十分お願いしたい」と発言しました。

議長より、再度確認していただき、そして、質疑に移りました。

「経済性のみで決定するものではない、市民が全体を考え公平な環境を。」
「橋が強度不足とは、理解できない」
「合併浄化槽の放流水の水質は、環境的に大丈夫なのか」
「構想を策定したのち、今後どのように具体化していくのか。」
「地域住民の意向は必要では。」
「補助金上乗せは、市独自の施策か。」
「インフラ整備は必要である。」
「下水道法との関係は問題ないのか。」
「意見を聞いたとしても、構想案そのものは変更ないということか」
「下水道課だけではなく、農政などとの関わりは必要であるが、されているのか」
「住民への説明を十分にすべき」
などなど多くの意見や質問が出されました。

私は、「5人槽を単位として合併浄化槽の経済比較がされているが、設置基準は建坪で決定するのであり、小さいのではないか。」
「農業用排水の未整備地域もあり、浄化槽の問題とは別にインフラ整備は必要と考える。どれくらい予算が必要なのか資料の提示を求めたい」
「上乗せ補助金5万円の根拠を提示して」と発言しました。
「できるだけ資料を準備する」と課長弁でした。
委員会での請願審査に参考にしたいと要求したものです。

昼休みをはさんで、2番目のインターネット配信の予算の説明がされました。傍聴者はいない状況で、議員と事務局職員のみでした。
22年の当初予算に要求したいので、議員の考えを聞くというものです。
インターネット配信は、議会の公開度をあげるためにも当然望ましいことです。
費用は、2業者へ見積もりをとり、安価な方で予算要求したいとのことでした。
本会議中継と委員会のライブ中継、会議録検索の3つ形態です。
私は、「議場のカメラなど現在使用しているものを活用しての予算でこれ以外に予算がかからないことか。また委員会中継は、インターネットで配信されるということか」を確認して、3方式とも予算要求することで決定しました。
22年秋以降、家庭にいながら議会中継が見られそうです。乞うご期待。

最後に、議長が「全国市議会議長会から地方議員年金制度の見直し案について」(11月12日)の報告をしてくれました。
事務局長によると、市議会議長会より問い合わせがあり、11月末までに見直し案について意見をとのことであったが、時間もなかったため、検討中と返事をしていること、今後全員協議会で議論をしていきたいとの報告で終了しました。


木津未来会議