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木津未来会議の日記
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2009年11月26日(木) 議会の活性化を求めた請願の行方は

昨年11月25日付けで提出された議会の透明性と活性化を求める請願について、一年以上にわたり議会運営委員会の審査が行われています。
議会は本来、会期不継続が原則です。例外として、調査が終わらないということでの継続審査が認められています。
木津町時、住民投票制度を求める請願や条例案が継続審査されたという経験もありました。真の意味で真剣に審査される継続は大歓迎です。

さて、1年を経過し、委員も変わり、この12月を目途に結論を出すと6月議会の議運で話されていました。
さてさて、市民にとって真に開かれた議会になるか否かと傍聴した結果をお伝えします。

(以下は、くれはのメモよりの記載です)
傍聴者は、私以外に市民の方4人です。
高味委員長 請願審査について、発言を求めます。

大西委員 小松島市と高松市の研修結果を参考に、会派間の意見調整の場が必要であり、これを正式会議とするとまたどこかで非公開の会議が必要となる。実際、木津川市の会派幹事会は、出席してみた感想であるが現実的には調整の場であり、会派に持ち帰る会議であるので、現実的には公開しないで。

宮嶋さん 請願の趣旨は認める。継続審査してきたのは、木津川市では一人会派を認めていない、幹事会への参加を認めていない会派に属さない議員が幹事会に入れていない問題と政務調査費の問題を整理する必要があったから。議会改革とあわせてそれらについても議論するということで、引き続き継続審査としては。

西岡さん 小松島は、会派幹事会は連絡調整の場であり、公開しないほうがよいであった。高松市は、今後検討ということだった。市民の傍聴がされると、会派間の率直な意見交換がしにくくなる。

尾崎さん 天理で研修結果参考に、非公開の場所が必要と感じる。

宮嶋さん 費用弁償の派生がない木津川市議会である。会議規則上は、秘密会という手法もあるのだから、原則公開でいいのでは。昨年の改正時の国会の議事録をみたが、全会一致での提案である。四日市は位置づけている。

委員長 12月をめどに結論ということだったので、本日採決したいが。

梶田さん 採決して、あらたに議会改革の中で検討しては。  

というような内容でした。

その後採決となり、「採択すべきもの」つまり請願に賛成の方は、宮嶋委員1人で、委員会としては「不採択すべきもの」となりました。
3日の初日に委員長が報告し、その後質疑・討論・議会としての採決が行われます。

市民に見えないところの会派幹事会では、どんな調整が行われているのでしょう。
それが議会運営の協議や調整のための会議ではあったとしたら。
事務局が職務として、資料を作成していたり、データを収集していたとしたら、それは間違いなく職員が職務上行っていることであり、議会運営の協議となってしまいます。

私は会派幹事会は傍聴できないので、詳細は不明なままです。
議会運営以外の案件、たとえば、議員の懇親会をどうするとかいうような話あいなら問題ないと思っているのですが、議会運営にかかわる協議や調整がされているとしたら(大西委員の発言からはされているようです)、それは全員協議会が位置づけられているので、そちらでしてもらわねば。




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