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思い込みの自分(ジョハリの窓) - 2004年09月01日(水) 気温の変動に体がついていきません。。 五月に大病まではいかないまでも、入院していたせいもあってか、 やや体力が落ち気味なのです。 養生せねば(いくつだ、私) 今日、ふっと「ジョハリの窓」を思い出しまして。 これは自己領域の構成を図示した心理学の一概念です。 以前就職活動をしていたときに、相談員の方に教わりまして。 上の写真のように、縦軸に「他者」横軸に「自分」をいれ、 それぞれに「知ってる」「知らない」を設ける図のことで、 そうして現れた四つの領域は次のように名付けられています。 *自分(知ってる)∧他者(知ってる)=〔開放領域〕 *自分(知ってる)∧他者(知らない)=〔隠微領域〕 *自分(知らない)∧他者(知ってる)=〔盲点領域〕 *自分(知らない)∧他者(知らない)=〔未知領域〕 得てして自分が知っている部分だけを【自分】だと思い込みがちですが、 他者だけが知っている【自分】も排除しきれないと読むこともきますし、 また他者が知らない【自分】があるのも当然だとも読めます。 それぞれの領域を拡大したり縮小したりすることが、 自己開示や対人関係、就職活動における自己分析に必要不可欠であるのは分かりやすいことだと思います。 こんなことを思い出したのはチラリと以前の日記でも書いたとおり、 思ってもいない自分像を彼から提示してもらったり、 また職場では「一緒にいると一日一回は腹の底から笑わせてもらえる」 という微妙な評価をもらったりしたからなのです。 私が知らない私が存在するという、驚き。 そして私しか知らない私も存在するという不思議。 一瞬一瞬を生きていく毎に〔未知領域〕は拡大していき、 他者とのコミュニケーションを怠けていては〔隠微領域〕と〔盲点領域〕だけが肥大していくんだろう。 本当に、ちょっとこう考えるだけで人間は一人ではなかなか有意義に生きられないという結論になるからこれも驚き。 ...
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