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私にもわかること - 2004年08月27日(金)




今日、夜の九時を過ぎてもメールも無く、
メッセンジャーにも現れず、彼が行方不明になっていました。
(大げさ)

見捨てられたような不安が過ぎりつつ、
昨日の電話を思い出して心配になりだしたころにメッセンジャーにあがってきました。

就職フェアに言った後、古い友人と会っていたとのこと。
お昼も食べずに、そんな時間まで。。

怪しいと思って話をしていると、はっきりと暗い。
電車で一人ポツネンと乗ってたんでしょう?といえば、
「山手線をぐるぐる回るとか?w」と返ってくるほどに。

十中八九、友だちと会ったあと家に帰りたくなくて、
それ紛いのことをしてきたんだと思う。
本当にバカだ。

本当にバカだと思う。
そう思ったから、電話をしたら、案の定ガチガチの硬い暗い声だった。
なのに本人平気な振りで、気持ち切り替えるのが特技だから、なんていう。

私自身が疲れてるから明日じゃなくて、明後日会おうかと思ってた。
最初そう約束をして、でも話しているうちにだんだん不安になってきた。
平気だ、大丈夫、と電話の向こうで言っているけれど。

試しに五十音を全部私の後に繰り返させてみた。
そうしたら、「あ」よりも「ん」の方がずっと柔らかになったけれど。
やっぱりガチガチ。

明日一日、この状態の彼がパソコンの向こうにいることを考えると、
不安と苛立たしさでいっぱいになった。
もっと頼ってくれてもいいのに!

だから、明日に約束を変更した。
いつも不安定になっている私を支えてくれる人で、
私の負担になるまいと気だけは遣ってくれる人で、
でも。彼が今平気じゃないことくらい、私にもわかる。
子供で、不安定で、寄りかかっているばかりの私だけれど。

それくらいはわかるのです。
今、私が彼の役に立つことくらいは。



...




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