りえるの日記

2008年11月13日(木) 人口楽園

色々なものを読むことにより、自分の好みと何が本物か分かる。
やはり、谷崎、三島は別格。
いい作品は、どんどん次が読みたくなり
すぐ読破してしまう。
三島「真夏の死」の短編集は素晴らしく、
流石だと読後に反芻してしまった
死の観念と夏への憧憬が最も顕著に現れた作品だと思う
引用がボートレールの人口楽園で始まるのも素敵

「夏の豪華な真っ盛りの間には、われらはより深く死に動かされる」


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