色々なものを読むことにより、自分の好みと何が本物か分かる。やはり、谷崎、三島は別格。いい作品は、どんどん次が読みたくなりすぐ読破してしまう。三島「真夏の死」の短編集は素晴らしく、流石だと読後に反芻してしまった死の観念と夏への憧憬が最も顕著に現れた作品だと思う引用がボートレールの人口楽園で始まるのも素敵「夏の豪華な真っ盛りの間には、われらはより深く死に動かされる」