林真理子が出張授業で、高校生達に「日本で誇れるものの3本の指にはいる源氏物語を是非、原文で音読してみて下さい。分からないながらも、素晴らしさを感じることができます」と言っていた。そういう大人に巡り合って、源氏を手にとる高校生がいると素敵だ。三島「禁色」を読み始めた。三島ノワール。フランス文学を愛しただろうという余韻を感じる文章がいい。ポーの小説にでてくる女性を「大理石の肉体をもった女性」というのも的をえている。ポーの短編にでてくる、モレラ、リジイアは大好きな人物。