先日、言葉は、その人の皮膚であり、肉体であると思うという話をしていると、友達が、「文章も人も贅肉があれば色気がでるよね」と当たり前の事かもしれないけど確かにそうだと思って、興味深かった今、三島由紀夫「愛の渇き」を読んでいてインテリの男性が、哲学めいた薀蓄を語る様を「脳髄の失禁」のように癇に障るという表現があった。なかなか、これも面白い表現。