三島「サド侯爵夫人」が好きだという人は(私も含め)ボードレールの豪奢と頽廃の言葉が大好きで、芸術にストーリー性を求めずマスターべション的偏愛芸術嗜好があると思う。こういう言葉を使うから、訳わからないといわれるのだろう。「わが友ヒトラー」は、いまいちだった。「イタリア的恋愛マニュアル」を見た。かるいラブコメディーで楽しめた。体中がゆるくなる感じ。こういうのも、時にはいい。