「ボヴァリー夫人」やはり、面白い。文章のリズム感がいい。田舎で育ったボヴァリーが初めて舞踏会に招かれて氷に冷やされたシャンパンをつがれる。初めて飲むシャンパンにエマは身震いする。堕落と情欲の鐘がなるようで、たった一行でも読者の私も身震いする。帰りに三島「サド公爵夫人、わが友ヒトラー」購入。