ニーチェ「この人を見よ」読了 親友を得たような充足感。 狂気ともいえる熱情が私の心にせまりくる。 大好きな哲学者になりそう。 今日、美容院で「ツァラトゥストラ」上巻読了。 これも素晴らしかった。 ボードレールに通じる詩的表現。 下巻を読み終えるのが楽しみ
少しずつ、好きな表現を書き出していこう。
「あなたがたの善人が持つ多くのものが、私に嘔吐を もよおさせる。かれらの悪が嘔吐をもようさせるのではない。 むしろわたしは願う。これらの人々に錯乱の狂気が あったならば、と。
わたしは奔流のほとりの欄干だ。 私をつかむことができるものは、わたしをつかむがいい だが、わたしはあなたがたの松葉杖ではない。」
ツァラトゥストラの姿をかり、ニーチェが語っているのだと思う。 善に嘔吐をもよおし、悪、そして孤独を愛する。
ニーチェ。 あなたの言葉が、心に響く。
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