今日の私は久々の病院デーでした。 九時の予約なのに、実際に診察室に入ったのは11時過ぎ、 相変わらず市民病院は、診察待ちの人達で溢れかえっていました。
二時間以上も待たされて、診察時間はわずか5分くらい、 しかも、担当の医師からは、かなり冷たくされました。
でも、それは当然です。 今年に入ってから、エコーと血液検査と診察を二度もキャンセル、 決して、すっぽかしたのではありませんが けっきょく、三度目もキャンセルしてしまいました。 「ほんまに、患者としてヤル気はあるの?」なんて自問したいくらいです。 必ず一週間前には電話でキャンセルしていたのですが、 こうキャンセル続きだと、かなり迷惑な患者なのでしょう。
娘の結婚式を終えてから始めることになっていた治療も 今度は息子の就職がきまってからにします、なんて ずるずると延期ばかりしているし・・・
ほんとうに、すこぶる元気な毎日を過ごしているのに わざわざ、その日々の生活を中断する必要はあるのか? と、インターフェロン治療に対して、最近はかなり消極的。
C型肝炎の患者が将来肝臓癌になる確率と 煙草を吸う人が将来肺癌になる確率と、 いったいどちらが高いのだろう、なんて考えるようになりました。
「では、治療を始める決心がついたら、来てください」
「定期的な検査は、どうすればいいのですか?」
「近くの医者でやってください、こちらではフォローできません」
いつもは優しいのに、とっても冷たくて素っ気ないような・・・ 無理もありません。反省してます。 不良患者が市民病院を追い出された気分。ショボン・・・
診察待ちの間に、新津きよみ著「生死不明」を読み終えました。 面白かった! 他人の過去や秘密を暴くのって、なぜこんなに面白いのだろう。 現実には起こりえない偶然が重なるのは、やっぱり小説だから。
|