そよ風


2005年06月24日(金) 迷惑患者

今日の私は久々の病院デーでした。
九時の予約なのに、実際に診察室に入ったのは11時過ぎ、
相変わらず市民病院は、診察待ちの人達で溢れかえっていました。

二時間以上も待たされて、診察時間はわずか5分くらい、
しかも、担当の医師からは、かなり冷たくされました。

でも、それは当然です。
今年に入ってから、エコーと血液検査と診察を二度もキャンセル、
決して、すっぽかしたのではありませんが
けっきょく、三度目もキャンセルしてしまいました。
「ほんまに、患者としてヤル気はあるの?」なんて自問したいくらいです。
必ず一週間前には電話でキャンセルしていたのですが、
こうキャンセル続きだと、かなり迷惑な患者なのでしょう。

娘の結婚式を終えてから始めることになっていた治療も
今度は息子の就職がきまってからにします、なんて
ずるずると延期ばかりしているし・・・

ほんとうに、すこぶる元気な毎日を過ごしているのに
わざわざ、その日々の生活を中断する必要はあるのか?
と、インターフェロン治療に対して、最近はかなり消極的。

C型肝炎の患者が将来肝臓癌になる確率と
煙草を吸う人が将来肺癌になる確率と、
いったいどちらが高いのだろう、なんて考えるようになりました。

「では、治療を始める決心がついたら、来てください」

「定期的な検査は、どうすればいいのですか?」

「近くの医者でやってください、こちらではフォローできません」

いつもは優しいのに、とっても冷たくて素っ気ないような・・・
無理もありません。反省してます。
不良患者が市民病院を追い出された気分。ショボン・・・

診察待ちの間に、新津きよみ著「生死不明」を読み終えました。
面白かった! 
他人の過去や秘密を暴くのって、なぜこんなに面白いのだろう。
現実には起こりえない偶然が重なるのは、やっぱり小説だから。


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