こんな出来事が「災難」と呼べるかどうかは、わかりませんが、 今日、ちょっとした災難に出会ってしまいました。
近所の友人と三人で、久々にランチを共にしました。 小さな畳の間で寛ぎながら、千円の和風定食をいただき、 さて帰ろうとしたところ、私の靴が見当たらないのです。 私達が最後の客でした。 一足だけ残っている黒い靴は、少し似ているけれど 明らかに私の靴とは違います。 私のはエコーの黒革のウオーキングシューズ、 残っている一足は、色もサイズも同じとはいえ スェード調でデザインも違ってます。
普通、女性が靴を間違うなんてこと、あるでしょうか。 百歩譲って、もし間違えて他人の靴を履いたとしても、 すぐに気が付くはず・・・ そして、間違えた靴と自分のを交換するために あわてて、お店に引き返してくるものでしょう。 でも、しばらく待っても誰も戻って来ません。
ちなみに、私の行方不明のエコーのシューズは 長い間履き込んでいて、底が磨り減り、かなりのオンボロ。 間違っても、誰も欲しいとは思わないでしょう。 新しい次の靴も、もう既に家の靴箱の中で出番を待っている状態なので、 実際には、戻って来なくても大した支障はありません。
でも、だからといって、今、裸足で帰るわけにも行きません。 けっきょく、徒歩三分ほどの駐車場までは、店のツッカケを拝借。 車の中にエアロビクス用の運動靴があるのを思い出したのです。
お店の人に私の電話番号を書いて渡してきました。 もし、私のオンボロシューズが戻ってきたら知らせてくださいと。 あれから、もう四時間以上たつのに、電話はありません。 留守中に電話のかかった形跡もなし。
不思議です・・・
ところで、先ほど、普通の女性は靴を間違えないと書きましたが 男性は・・・
息子が中学生時代の思い出です。 帰宅時間があまりに遅いので心配しているところに 電話がかかってきました。 クラブの後輩が息子の靴を間違えて履いて帰ってしまったとのこと。 「今日はもう遅いから、明日交換すれば?」と私。
でも、たった一足残っていた後輩の靴のサイズは25センチだったのです。 27センチのデカ足息子は、どう頑張っても後輩の靴は無理。 その後輩、2センチもデカイ靴を履いて、よく家まで帰り着きましたね。 しかも、クラブの顧問が家に電話をして下さるまで、 全く気付かなかったそうです。
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