今日もまた、朝から突然の訪問者。 といっても、今回は置き薬の○○薬品さん。 いつもは事前に電話連絡があるのに、今日は電話が 繋がらなかったけれど寄ってくれたということ。 この季節、庭に出て花の世話などをしていることが多く 結果的に居留守になってしまったみたいだ。
置き薬の点検をする前に、一枚の用紙を手渡された。 「個人情報保護宣言」と題して、「○○薬品株式会社は 個人情報の保護に関する法律および政令等を遵守し、 以下の・・・・(つづく)」と細かく書いてあった。
置き薬屋さんも、いちおう顧客の情報を握っているものね。 「個人情報と言っても、私がどんな薬を飲んだとか、どんな 健康食品を買ったとか、別に秘密を厳守してくれなくても かまわないよ。特に変な薬(?)、何も使ってないし。」 「はあ・・今はいろいろと煩いみたいで・・・」
でも、なんだかんだうまいこと勧められて買ってしまった。 ローヤルゼリー、蜂蜜、コラーゲン、ビタミンC、それ以外 にも、よく知らないけれど、いかにも若さを維持させるのに 有効そうな物がいろいろ入っているドリンク10本。 弱くなりましたね。こういう健康飲料に。 こんな物に一縷の希望を託すようになってしまったのかしら。
他のお宅を訪問した時「○○さんの奥さんも、若さを保つため このドリンクを飲んでるんですよ」と私の個人情報を流して 下さってもけっこうよ。(売れなくなってしまうかも・・・)
先日、二人の中年セールスレディーが我が家を訪れ、 「お願いします。どうぞ置かせて下さい」と、かなり強引に ボックスを押し付けてきた。ア○、レ○ィー○化粧品だ。 置き薬と全く同じような透明ボックスに、薬と同じ感じで 化粧品の小箱が詰まっている。
「置き薬」ならぬ「置き化粧品」のお願いなんて初めてだった。 毎月点検にきて、使ってない分のお金は不要というけれど、 今使っているコープの安物化粧品で私はじゅうぶんだ。 それに薬と化粧品はちがう。 突然の発熱や病気になって、あわてて置き薬を使うことは あっても、置き化粧品を使う機会はあるのかしら。 どう考えても、私にはそのチャンスは巡ってきそうもない。 イザとなれば、というより、ほとんどの場合すっぴんだし。 (たとえ公害だと言われても・・・) とにかく、こちらも必死で化粧品ボックスを押し返して なんとか帰っていただいたのだった。
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