そよ風


2005年03月28日(月) 息子の就職活動

昨日は名古屋で下宿している息子のところへ主人と出かけた。
愛知万博の開幕から最初の日曜日、車の大渋滞に巻き込まれるのでは?
そんな心配をして朝早く出かけたけれど、近畿自動車道、
西名阪、東名阪、名古屋高速、すべてスイスイ走りぬけ、
いつもと同じ約三時間のドライブで息子の部屋に到着した。

昨日の名古屋での一日、就職活動の状況などを聞かせてもらいながら、
母親として真剣に反省することがあった。

今に始まったことではないが、息子の少し言葉足らずな性格が
ここに来て、とても気になるのだ。
今までは単に「あの子は無口で大人しい子だから」と思ってきた。
そして「男の子だから、それでもかまわない」と
そのことを深く気にもせず、ここまで来てしまったように思う。
でも、今頃、それを後悔してしまう。
母親として怠慢だったかな・・と。

息子は、自分の考えをきちんと言葉で伝える努力をあまりしない。
自分を理解して欲しいと強く願わないのだろうか。
中途半端な言葉だけでも、相手は理解してくれると思うのだろうか。
それとも親に対してだけなのだろうか。

面倒見の良いやさしい姉、息子に甘かった母親(私です)、
そんな中で幼少時代を過ごした息子は、自分自身で言葉を駆使して
いろいろな要求を伝える機会が少な過ぎたのかも知れない。

私は、ものわかりの良過ぎる母親だったのか?
いいえ、たぶん意識して息子にきちんと話をさせるという努力を
怠ってきたような気がする。
息子の発する言葉が不十分でも、すぐに「うんうん、わかったよ」
と言ってしまう母だったと思う。

なんて、今頃、後悔しても遅いんだよね。

それでも、小、中、高、大学と、それなりに友人達にも恵まれて
楽しい時期を過ごしてきたのだから、それはとても嬉しい。

友人達とは長い付き合いの中で、少しずつでもお互いに性格や人柄を
理解しあえて友情も成立する。

でも就職採用試験での面接は、やはり第一印象が大事だ。
自分自身をその場でアピールしなければならない。
「そのうちにわかってもらえる」というような悠長な関係ではない。

などと、まあ、いろいろ私が心配しても仕方のないこと。

主人の親は「名前の通った会社でないとアカン」などと言うが、
(実はそれが今の私の物凄いストレスになっている)
私達としては、とにかく自分に合った職場に就職して欲しいと願うばかりだ。


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