そよ風


2004年12月07日(火) 粘着力!

さて、今日もまた、宅配便絡みの日記です。
書き出したら、次々思い出して止まらない状態です。

留守中に配達があった時、ポストに入っている「不在表」、
最近は、「お留守だったので持ち帰りました」が多いですね。
長期不在の場合は仕方がないけれど、そうでない場合は、できるだけ早く、
配達日時を指定して事務所やセンターに連絡しましょう!

不在表を入れたのに、いっこうに、連絡をしてこられないお客様がいました。
たしかにすべての宅配便が、「まあ、嬉しい! 何が届いたのかしら? ワクワク♪」
という物ばかりではありません。

自分で送った荷物、あまり受け取りたくない荷物、急がない荷物、
いろいろな理由はあると思いますが・・・

その宅配業者の人は、連絡がないけれど、毎日、配達に伺っていたようです。
団地やマンションなどは、たいてい、いつも近くに配達があるものですから。

「今日こそは、御在宅かも」と期待するのだけど、やっぱりお留守。
そのたびに「持ち帰りました。連絡ください」の不在表を投入してくる。
でも、いっこうに連絡なし。腐ったり傷んだりする品物ではないけれど・・

ひょっとして、不在表の小さな紙切れに気が付かないのかも、と思ったのでしょうか。
彼は、ドアのどまん中に、不在表をガムテープで貼り付けたのです。
イヤがオウでも、ドアの前に立てば、目に付くように。
簡単に剥がされないように、四辺をきっちりガムテープで取り囲んで、頑丈に。

さすがに、ついに、受取人から連絡が入りました。
でも、配達日時の指定ではありませんでした。

「ガムテープといっしょに、ドアの塗料まで剥がれて、禿げてしまった故、早急に修理をして欲しい。」

恐るべし! ガムテープの粘着力!!

「今から、その禿げたドアを見て、同色のペンキを買って、自分で塗ってくる」
と言って上司は出かけて行きました。

小さな運送会社の社長って、ペンキ塗りまでせんとアカンのね・・・

上手くペンキ塗りができたかどうか、後日談は聞いてません。
けっこう、この程度のこと、日常茶飯事だったような・・・

もう15年くらい前のこと、今はもう変わっているかな?


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