にゃも日記
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2006年02月04日(土)

きよちゃんに、春に辞めることを言いました。
何となく、理由は、田舎に帰るからってことにしました。

次の日、キヨちゃんが、「ちょいとブルーやわ」といいます。
私が話した同じ日に、キヨちゃんの彼氏も「田舎に帰る」と、キヨちゃんに告げたそうです。
「一緒について行こうかなぁ、彼も反対しないし」って、キヨちゃんが言ってるので、
私は「行きなよ、そうしなよ」と、オススメしてしまいました。
私自身が、ムード高まり中の頃、仕事が面白くてタイミングを逃し、ここまで来てしまったから。
まあ理由はそれだけじゃないけど、今思うと、風に逆らってしまったな的なとこがあるのね。
だから、「とりあえず親に相談しな、そんでゆっくり考えな、まだ私がやめるまでは時間あるし」と、言ってみた。
「いちどきに両方が田舎に帰るなんて言い出して、これからどうしたらいいか、そればっかり考えてた」と、苦笑いのキヨちゃんです。

で。
仕事がね。
栄子とキヨちゃんの二人では、とても無理なんですよね。
新しい人を入れた3人体制としても。
これから先、今より楽になることが、絶対無いから。むしろ増える予定なんだな、仕事。
栄子も、とても頑張ってくれてるんですが、「キヨさんと二人で出来ない」とか言ってて。
補助という形で呼ばれてきたのに、交代になってしまう、にゃものように遅くまでやるなんて絶対イヤだ。
と、心の内を吐露しています。そうなると絶対5時になんか帰れないじゃないですか、って。

私、一つのことしか集中して出来ないし、だから帰るの遅いのかも知れんよ。
と、フォローにならないフォローなんか、してしまった。
「んなこたない仕事量が多すぎなんだよ、男が手伝うって事をしないでしょ。
任せっぱなしで、にゃもさんが倒れたら誰も出来ないなんて、本当はおかしいんだよ」と、逆に説教されてしまいました。

ずーっとここで働いてた私には、それが当り前だったのですが、
いくつも職場を見てきた栄子の冷静な視点、目からウロコです。

で、結局どうなりそうかというと……
今のところはですが、今居る女性3名全員退社を考え中という、なんか降って湧いた様な話になっておりますよ。
上司は、私が話した翌日、慌てて職安へ募集出して、「目先の人材をとりあえず補完」とか言ってます。
多分、キヨちゃんや栄子の変化には、気付いてない。
挙句の果てに、Nさんの仕事を、栄子にやらせるとか寝ぼけた事を言い出したり。
栄子は、無言で怒りの炎を燃やしています。

昔、『自分が楽するために、どんどん丸投げして、その後は一切知らん振りじゃないの!』と、
怒って辞めていった人を思い出します。
私が入る前の、古い出勤簿を見ても、女性は1年単位で辞めて入れ替わってました。
当時は「そんなんで怒るなんて、なんとトウの立った人なのだ」
「なんで1年で辞めていってるんだろう」などと思っていましたが、
今思えば、ソレは当然の反応だったのでしょうかね。しっかりした女性たちっていうか。
一部の人が楽をするために、仕事はどんどん増え、丸投げされ。っていうのは、違うのかも知れんね。
でもこんなしんどさは、ホントに微々たるもので、もっとしんどい思いをして頑張ってる人も、いるんだろうね。

なんか今頃になって、あ、退社じゃなくて休職にすりゃ良かったかなとか、
有給40日使ってないままじゃないかとか、手続きメンドクセとか、引継ぎ大変とか、
ちょっとシマッタ的な事を考えてる私が居ます。
でもまあ、これも、流れなんでしょうな。

ねるも明日から本格的に出社が決まり、周りは転換期の真っ只中です。
ねるは、めっちゃめちゃ暗いよ。上の空だし。目が泳いでる。
神経性の下痢みたいなんしてるし、ナイーブっていうのかねぇ……。
給料安い→貯金多くない→共働きしなきゃ大変なのに退職するの?→責任持てないよ
ってことらしい。
必要以上に気にしすぎというか、なんかこれ、なんだろ、放棄ってやつ??

別に退職して次を探さないわけじゃないし、ひとりの間は、自分の生活は自分で何とかするのよ。
助言とかで一人暮らしに戻ったけど、それは別だしね。
というのも、薄々分ってはいるみたいだけど、もうアレだ、見失ってるわ。
働くのが不安で、『一生勤め上げねばならない重圧感』みたいなのがあるみたい。

慣れるまで、様子を見るけど、もしかしたらこりゃダメかもなぁとも、3割か4割ぐらい、あります。
そうなってもショックを最小限にするよう、準備はしますけども。
私自身も環境の変化で、不安定になって、こう思ってしまうんだろうか。

こういうとき、どうしたらいいんだろう。
微妙な距離の置き方が難しいです。
そんなん考えずに、会える時に会って、仕事頑張ってりゃいいのかなぁ。
風の吹く方向が読めません。

とりあえず終わりまで全うしましょう。

この週末前後、すごく長い日々でした。
ずーっと平凡が続いていれば良かったけども、後戻りは出来ません。


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