にゃも日記
DiaryINDEX|past|will
きよちゃんに、春に辞めることを言いました。 何となく、理由は、田舎に帰るからってことにしました。
次の日、キヨちゃんが、「ちょいとブルーやわ」といいます。 私が話した同じ日に、キヨちゃんの彼氏も「田舎に帰る」と、キヨちゃんに告げたそうです。 「一緒について行こうかなぁ、彼も反対しないし」って、キヨちゃんが言ってるので、 私は「行きなよ、そうしなよ」と、オススメしてしまいました。 私自身が、ムード高まり中の頃、仕事が面白くてタイミングを逃し、ここまで来てしまったから。 まあ理由はそれだけじゃないけど、今思うと、風に逆らってしまったな的なとこがあるのね。 だから、「とりあえず親に相談しな、そんでゆっくり考えな、まだ私がやめるまでは時間あるし」と、言ってみた。 「いちどきに両方が田舎に帰るなんて言い出して、これからどうしたらいいか、そればっかり考えてた」と、苦笑いのキヨちゃんです。
で。 仕事がね。 栄子とキヨちゃんの二人では、とても無理なんですよね。 新しい人を入れた3人体制としても。 これから先、今より楽になることが、絶対無いから。むしろ増える予定なんだな、仕事。 栄子も、とても頑張ってくれてるんですが、「キヨさんと二人で出来ない」とか言ってて。 補助という形で呼ばれてきたのに、交代になってしまう、にゃものように遅くまでやるなんて絶対イヤだ。 と、心の内を吐露しています。そうなると絶対5時になんか帰れないじゃないですか、って。
私、一つのことしか集中して出来ないし、だから帰るの遅いのかも知れんよ。 と、フォローにならないフォローなんか、してしまった。 「んなこたない仕事量が多すぎなんだよ、男が手伝うって事をしないでしょ。 任せっぱなしで、にゃもさんが倒れたら誰も出来ないなんて、本当はおかしいんだよ」と、逆に説教されてしまいました。
ずーっとここで働いてた私には、それが当り前だったのですが、 いくつも職場を見てきた栄子の冷静な視点、目からウロコです。
で、結局どうなりそうかというと…… 今のところはですが、今居る女性3名全員退社を考え中という、なんか降って湧いた様な話になっておりますよ。 上司は、私が話した翌日、慌てて職安へ募集出して、「目先の人材をとりあえず補完」とか言ってます。 多分、キヨちゃんや栄子の変化には、気付いてない。 挙句の果てに、Nさんの仕事を、栄子にやらせるとか寝ぼけた事を言い出したり。 栄子は、無言で怒りの炎を燃やしています。
昔、『自分が楽するために、どんどん丸投げして、その後は一切知らん振りじゃないの!』と、 怒って辞めていった人を思い出します。 私が入る前の、古い出勤簿を見ても、女性は1年単位で辞めて入れ替わってました。 当時は「そんなんで怒るなんて、なんとトウの立った人なのだ」 「なんで1年で辞めていってるんだろう」などと思っていましたが、 今思えば、ソレは当然の反応だったのでしょうかね。しっかりした女性たちっていうか。 一部の人が楽をするために、仕事はどんどん増え、丸投げされ。っていうのは、違うのかも知れんね。 でもこんなしんどさは、ホントに微々たるもので、もっとしんどい思いをして頑張ってる人も、いるんだろうね。
なんか今頃になって、あ、退社じゃなくて休職にすりゃ良かったかなとか、 有給40日使ってないままじゃないかとか、手続きメンドクセとか、引継ぎ大変とか、 ちょっとシマッタ的な事を考えてる私が居ます。 でもまあ、これも、流れなんでしょうな。
ねるも明日から本格的に出社が決まり、周りは転換期の真っ只中です。 ねるは、めっちゃめちゃ暗いよ。上の空だし。目が泳いでる。 神経性の下痢みたいなんしてるし、ナイーブっていうのかねぇ……。 給料安い→貯金多くない→共働きしなきゃ大変なのに退職するの?→責任持てないよ ってことらしい。 必要以上に気にしすぎというか、なんかこれ、なんだろ、放棄ってやつ??
別に退職して次を探さないわけじゃないし、ひとりの間は、自分の生活は自分で何とかするのよ。 助言とかで一人暮らしに戻ったけど、それは別だしね。 というのも、薄々分ってはいるみたいだけど、もうアレだ、見失ってるわ。 働くのが不安で、『一生勤め上げねばならない重圧感』みたいなのがあるみたい。
慣れるまで、様子を見るけど、もしかしたらこりゃダメかもなぁとも、3割か4割ぐらい、あります。 そうなってもショックを最小限にするよう、準備はしますけども。 私自身も環境の変化で、不安定になって、こう思ってしまうんだろうか。
こういうとき、どうしたらいいんだろう。 微妙な距離の置き方が難しいです。 そんなん考えずに、会える時に会って、仕事頑張ってりゃいいのかなぁ。 風の吹く方向が読めません。
とりあえず終わりまで全うしましょう。
この週末前後、すごく長い日々でした。 ずーっと平凡が続いていれば良かったけども、後戻りは出来ません。
|