Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2010年04月03日(土) |
And who knows which is which |
一昨日のひどいパニックの後、病院に行くことを決心した。今までそれを論外と考えていたのは、私が医者という人種を全く信用出来ないからだ。 体の医者には長年さんざんひどいめにあってきた。舌根扁桃腺肥大で喉がふさがって苦しいので、耳鼻咽喉科にずっと通って薬をもらっていたら、実はその薬がただの精神安定剤で、喉を腫らす副作用があるとわかったことがある。 ただの単純骨折だったのに、医者が最低限の処置をせずにギプスで固めてしまった為、足の親指がかたわになったし。 13歳で初めて婦人科にかかった時は、自分の体をインターン数名の講習に使われ、耐え切れずに途中で診察を拒否して帰った。一昨年末の卵巣癌も、医者の言うとおりにしていたら、手遅れで死んでいただろう。同じ時に複数の医者にかかれば、必ず違う診断をすることも経験で知っている。 医者なんてどいつもこいつも最低のクズだとまで偏見を持っている私が、精神的な問題で医者を信頼できるわけがない。そしてこの問題ばかりは、信頼関係がないとどうにもならないだろうに。
しかし今回、自分の症状が何なのか訊いてみようと思ったのだ。どうも私の症状は、通常のパニック障害とは違う気がする。特にそう感じるのは、普通パニック持ちは、次にいつまたパニックを起こすかという「予期不安」があるらしい点だ。私は、普段なんでもない時には、もう治ったんじゃないかと思うくらいに楽観的になる。 先生これ何なんですか?―――そう訊いてみようかと思った。 そして何故かそう決めて以来、かなり精神状態がいい。
心療内科をネット検索。荻窪だけでも10件近くもあることに驚く。 某個人医院に電話する。かなり鳴らして、時間外かな?と思った頃に女性が出た。一瞬しんと間があってから、「はい」とだけ言うので、民家にでも間違い電話しちゃったかと思ったが。確認してみたらその医院。*医院名はお教えしません。 子供のような声だ。妙に間が空くし、喋り方がかなりおかしい。発声障害がある20歳くらいの子を受付に雇っているのかと思ったら。なんと医者本人。 「初診の予約をお願いしたいんですが」と言ったら、「あのね、初診の方にはね・・・こんなこと言ったらあれなんですけど・・・30分みてもらってるのね・・・飛び込みもね、ありますから・・・どうしても大変っていう方のためにね・・・」と意味不明のことを言い、いきなりくすくすと笑う。 こちらはてきぱきと喋っている。これじゃこちらが医師であちらが患者だ。 とりあえず来週の予約をして電話を切り、夜になってから「申し訳ありませんが都合が悪くなりましたのであらためます」とメールした。
精神科の医者が精神を病む例はよく聞く。心療内科も同じなのかな。 なんだか馬鹿らしくなり、おかげでさらに元気が出る。
もし今のこの調子の良さが、病院に行こうと考えたおかげならば。実際に行って失望した場合(その可能性は高いと思う)、また不調になるか、もしくは反動でさらに悪くなることもあり得る。 だったら一旦、棚上げにしようか。いつでも行けるんだと思って。 そしてもし行くとしたら、なるべく個人医院は避けよう。医者が一人静かにおかしくなっているかもしれないから。
やっぱり人間って、あまり一人でいないほうがいいんだろうな。
And who knows which is which (どっちが患者だかわからないな) *Us and Them / Pink Floyd (1973) の歌詞。
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