Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2010年04月01日(木) |
It'll work itself out fine. All we need is just a little patience |
先週木曜、シャワー中にひどいパニックを起こし、何とかギリギリに身支度をすませて、何事もなかったかのように明るく授業をした。それからの一週間がひどかった。毎日毎日、動揺を抱えて眠り、不快とともに目覚める。喉が腫れている。 簡単にまとめて言うが、地獄の一週間だった。今朝が最悪で、母親に電話して泣いた。
喉元過ぎてしまうと、自分でも気のせいだったようにすら思えるのに。パニックの最中には、これよりひどい不幸があるなんて信じられなくなる。 仕事や人間関係の不幸がなんだっていうんだ。その気になれば捨てられることのどこが不幸? 私の不幸は自分の中にあって、どうやっても逃げられないのに。アル中?ヤク中?ホームレス? 全部好きでやってるんでしょう? 自分のせいでしょう? そう言いたい気分になる。 もっとも、確かにこれよりひどい状態はいくらもある。例えば私は、失明には到底耐えられない。だがどうして私が、目が見えないことをそこまで耐え難く思うかというと、失明という閉所に閉じ込められたらパニックを起こすからだ。多分もう終わらないパニックを。
でも。 逃げられない不幸以上の不幸がひとつある。「終わらない不幸」だ。 私は、パニックの進行を恐れる一方、いつか治るかもしれない望みもある。少なくとも喉元過ぎた時は、毎回そう思う。 でも世の中には、変えられない、終えられない不幸がある。
雅樹は、半身不随という一生治らない障害を背負って、そのせいでパニックも起こすんだという。 だから私は、パニックの最中にしょっちゅう彼を思い出す。私の苦しみは、彼のに比べたら遊びだ。 私の苦しみは、終わる可能性がある。彼に比べれば、ふんだんにある。
だから。 まして、いつかは終わることがわかっている苦しみなら、どうってことないでしょう?
It'll work itself out fine. All we need is just a little patience (時が解決してくれるから、もう少し我慢して) *Patience / Guns N' Roses (1989) の歌詞。
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