Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
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2010年02月15日(月) |
Let me kiss your mouth. |
深夜2時にけいとさんからメール。以前に英語劇でサロメを演じたことがあるが、セリフはこの一行しか覚えていないという。 Let me kiss your mouth, Jokanaan.* すぐさま、「『お前の口に口づけさせておくれ、ヨカナーン』ですね」と返信。オスカー・ワイルドの「サロメ」を読んだのは実に23年前だが、今も頭に残っている。このセリフはその後すぐきっぱりとこう変わる。「あたしはお前に口づけするよ、ヨカナーン」(福田恒存訳) 翻訳もの独特の味わいがある訳だ。 *原文=Let me kiss thy mouth, Jokanaan.
「あたしはお前に口づけするよ」 思えばこの台詞は、結構私の頭の中にしっかりと刻まれていた気がする。青臭い男の子の襟首をひっつかんで唇にキスしてやりたいという気分は、ここらから生まれたのかも。ヨカナーンはサロメよりずっと年上だろうが、私が若い男の子を思い浮かべるのは、単に逆らえない相手という連想か。 以前に天使(b)が、シド・ヴィシャスがしていたような南京錠付のチェーンをよく首から下げていたけど、あれはそういう意味ではそそられる。ぐいっと引っ張り寄せる為にあるように見えるから。
最近ずーっと自分の中に、「エロ」が欠落していたけど。妙なことで軽くスイッチが入ったな。
とはいえ寒いんだ。今が夏なら、肌もあらわに出歩きたい気分だけど。寒くてすっかりうちにこもってしまっている。 やっぱりまずはこの長い髪を切って、少し行動しやすくしようかな。サロメはロングヘアのイメージと思いきや、ビアズレーの挿絵を見てみたら、私の半分の長さもない。もっとも私の髪は、半分切っても充分ロングなんだけど。
Let me kiss your mouth. (あんたにキスさせて) *Salome / Oscar Wilde (1891) の台詞。
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