Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2009年01月20日(火)  something I can do for you

毎日寒くて痛くてくらくらするが。二次災害もひどい。体が冷えるので連日エアコンを30度にしたうえに着膨れているから、乾燥で体が痒くてたまらない。毎日シャワー後に体に保湿ローションを塗るが、背中にだけは手が届かない。誰かにお願い出来たらどんなに気持ちいいだろうと思う。
寒くて使い捨てカイロを布団の中に2〜3個入れて寝るのだが、朝起きたら右掌に水脹れが出来ていたことも。カイロをさわっていたらしい。
何故か毎日顔のどこかしらがうっすら腫れている。EM-Xをつけたりしてその日その日で治しているから、殆どひとには気づかれないが。

TOからお見舞いメール。5年前にご自身も手術されたことに触れている。そういえば当時ネット上の彼の日記でそのことを読み、「いたたたたた・・・」となっていたっけ。何しろ作家なので筆力がある。
あの頃は心から同情していたつもりだったが、やはりひとのことはすっかり忘れてしまっていたなあ、と思った後にふと気づく、自分自身のことも忘れ始めていることに。
手術からもうすぐ一ヶ月。あんなに辛く苦しかった手術と入院中の記憶が、既に薄れ始めている。記述的な記憶はまだある。だが、感覚として、本当に何がどうだったのかという手触りが、重みが、匂いが、どっしりとした実感を失いつつある。
ああ、やっぱり、すぐに書いておけばよかった。
入院中は例えPCが手元にあったとしても日記のアップは無理だったが。退院直後にすぐに書ければ良かったのに。たまたま12月の日記を休んでいて、そこまで遡った為に更に更新が遅れた。
思えば今回の出来事は、肉体的にも精神的にも、私のこれまでの人生で一番辛い経験なのだ。
すぐに書くべきだったなあ、としみじみと後悔する。
忘れるということは、時として、何よりかなしい。

TOはメールの中で「私でできることがあれば、言ってください」とおっしゃってくれていて、とても有難く思う。彼以外にも何人かに同じように言っていただいた。あまり考えず決まり文句として口にしている場合もあるだろうが、基本的にこの台詞は、そう簡単には言えないと思う。
しかしとにかく何よりも、こうやって声をかけてくれることが一番嬉しい。今回のことで、よく連絡するひと、長い間連絡がなかったひと、一度も会ったことのないひとまでが、お見舞いのメールをくれた。
ひとつひとつに感謝しています。どうもありがとう。
(2/25up)

something I can do for you (何か出来ることがあれば)



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