Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2008年10月25日(土) |
And if you don't get beat you got yourself a trip |
今日は、南阿佐ヶ谷ロックバーBの第5回セッションデー。何だかんだで5回皆勤賞。 19時20分入り。今日一緒にやるメンバー5人が既におそろい済み。ほら、KP(drs)さえいなければ、このように「私が一番遅い」という馴れ親しんだ状況になるのよ。
DS(g)と何かやろうかということになり、ふとディープ・パープルの"Smoke On The Water"の曲名が出て、それにする。歌詞が1番しかわからないのでCDの歌詞カードをもらうが、黒地に極小の文字で、暗いので読めないぃー。ので、ところどころ歌詞をつくる。
歌う前に飲むかどうかは考えなければならないところだが、今日は飲む。 多分ギタリストなんてのは酔っ払えばヘタクソになるだけだと思うが、シンガーはその点やや微妙だ。私の場合は酔うとリズム感がなくなる恐れがあるが、その代わり低音が出るようになる。問題は量の加減なのだ。9/7のライヴの時は、このさじ加減が上手くいって喉の不調をおさえられた。 ―――という理屈ではなく、今日は飲んでおきたい気分なのだよ。ものごとは、何よりも気分を優先した方がいい場合もあるのだ。
さてと。セッションバンドでの出番。MY(b)以外、19日に初対面という皆さまとの共演。 私は16歳で歌い始め、相当色んなスタイルのバンドをやってきたし、かなり幅広くロックを聴いていた。その中でここ最近、興味が「根がパンク」寄りになって、ボーカルスタイルがそっちに流れている。それを、今回のセッションは思いっきりはずした選曲にしてみた。けれどこの3曲は、どれも深々と愛している曲だ。 最初にローラ・ニーロの'And When I Die'をやる。私のベスト女性シンガーでありながら、一度も歌ったことのないローラ・ニーロ。いや、正確には「ライヴで歌ったことがない」というべきか。18歳で彼女にかぶれて以来、ずっと彼女の歌を歌い続けてきた。意味もなく歌詞を完コピしている歌も多い。私と(18歳以降に)つきあった男なら全員、私がローラ・ニーロをフルで歌うのをしょっちゅう聞いているはずだ。 いつかそのうち、気に入ったピアニストが見つかったら、ローラ・ニーロを歌ってみたいと思っていた。が、フルバンドでやることなど考えもしなかった。国王が去年だったか、私の一番好きな曲である'Poverty Train'をセッションでやらないかと言ってくれて、結局実現はしなかったのだけど、そうかローラ・ニーロをバンドで歌ってもいいんだなと思った。それで今回、'Poverty Train'よりは遥かにシンプルなこの曲を選んでみたのだ。ブラスで始まるイントロをどうするのかが未解決のまま今日になったが、PT(g)が打ち合わせもなしで難なくこなしてくれた。 2曲目がガール・ブラザーズの'Reaching One'で、彼女らの曲を歌うのも初めて。どうやらバンドの皆さんはこれを一番苦労したようで、理由は多分つかみ所がわからないからではないか。 最後がパティ・スミスの'Frederick'で、これは一度ナオキ(g)と遊びで合せたことがあるのみで、やはりちゃんと歌うのは初。 今日の私は、ガタガタだったリハの時よりずっと体調も良く、楽しく歌えたが。歌い終わってみて思う。うーん、こういう曲は、じっくりリハをしてやるべき曲だな。上手なプレーヤーの皆さまが少々及び腰の演奏だったのがもったいない。正直言って、演奏前にフリーセッションのようにちょっと音を出していたのが一番かっこよかったもの。
UC(g)が遅れてきたので、何かやろうということになり、キンクスの"You Really Got Me"をやる。途中でウッチーがいきなりすっとギターの音を抑えたので、「??」と思いながらも囁きボーカルを入れて合せる。 終わってから気づいた。あれ、ヴァン・ヘイレンのバージョンだw
セッションも終わりに近づいた頃、MYがパティの'Because The Night'をベースだけで歌わないかという。まったく深く考えずにOK。で、歌ってみたらこれが気持ちいいのなんのって。 ベースだけになることで、あの曲特有のキャッチーさが抜けて、かなりいい。
美香さんとタクシーを相乗りして、1時前帰宅。
And if you don't get beat you got yourself a trip (気分を出すために酔っ払う) *Poverty Train / Laura Nyro (1968) の歌詞。
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