Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2008年10月24日(金)  It's all wrong, all wrong

ダーリン(g)からメールで、私の10/19のリハの日記を読んで、パティ・スミスの'Frederick'を初めて聴いてみたとある。
「この曲でsus4は絶対に省略できないよね」といい、その後の構成も全部解説してくれている。私としては前もって解っていることは何もないけど、言われれば、そうそうそうと全部納得する。ダーリン、ちゃんと聴いてくれたんだな。すごく嬉しい。
しかし私って、ギターコードひとつわかってないくせに、気に入らない音を弾かれるとすぐ「違う」とダメ出しする。だけど正しいコードをいえるわけでもなく、しかし「全然違う」ことだけはきっぱり言い切る。・・・まるで、幼児がどこがどう具合が悪いのか説明できずにただぐずっているみたいだ。「だって違うもん」って泣かれてもねえ。・・・これまで私と二人でやったことのあるギタリスト達はみんな大変だったろうなあ、と思う。

KIからメール。先週Bで会って、私をバイクで送ってくれた男の子。レオン・ラッセルが大好きなのにサザンロックを知らないという彼に、あの日私がデラニー&ボニーの話をしたのだが、もう聴いてみたらしい。"Groupie(Superstar)"がかなりぐっときたとある。彼もやはり多くの人同様、カーペンターズのカヴァーバージョンしか知らなかったのだ。私はデラボニのオリジナルバージョンを初めて聴いた時にはだーっと泣いたっけ。(いや、今も聴くたびに涙ぐみそうになりますが)

ハニー(drs)からメール。私が日記冒頭に張ったプロコル・ハルムの'She Wandered Through The Garden Fence'を聴いて、懐かしくなって久々に聴きだして、仕事が手につかないって。あら?プロコル・ハルムなんか聴くんだ。意外。あのバンドは、異色な「青い影」だけが知られているけど、実はものすごく渋いんだよね。

誰かが私がきっかけで何かを聴いたり読んだりするのが、一番嬉しい。今日はそういう人たちがメールをくれるので楽しい。

元ダンナ(b)から電話。明日のセッションを観に行けなくてごめんという。いや、今回は元々こっちが来なくていいと言ったんだし。そしたらたまたま彼も体調が悪く、ではまた次回ということになっただけ。
―――この人だけは、私がきっかけで何かを聴かせるのは至難のワザだな。既に何でも持ってるし、聴いてるから。

*この日記に登場する「ダーリン」、「ハニー」、「ベイビー」は私のつけた匿名で、彼らのハンドルではありません。

It's all wrong, all wrong (全然違うもん)  *Pretty Persuasion / R.E.M. (1984) の歌詞。



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