Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
全日記のindex 前の日記へ |次の日記へ
*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。
この日記のアクセス数:
*1日の最高=2,411件('08,10,20)
*1時間の最高=383件('08,10,20)
2008年10月15日(水) |
You've got kissability |
すごく久々にアンサイクロペディア(Wikipediaのパロディ)をチェックしたら、相変わらずものすごく項目が偏ったままで、グレアム・コクソンの項も健在。何となく久しぶりに読んでみたら、文中の「グレアムの物真似」というところにリンクが張ってあったので、クリックしてみたら「鬱病」の項に飛んだ。・・・なるほど。 私から見るとグレアムは、そわそわと落ち着きがなくて、思ったままべらべらと喋るところなど躁病にすら見えるけど。 しかし鬱病をグレアムの物真似というのは解らなくもない。勿論この場合、本当に重度の障害に悩まされているわけではない、アンサイクロペディアいうところの「怠け病」患者の話であり、そういう人間は鬱病にでもなってみせないと己の個性が何ひとつないんだろう。
さてと。ソニック・ユースを聴こう。元ダンナに送ってもらった82枚の音源に今日までひるんでいたが、せめて8枚くらいは聴かねば。XTCのほうは好きだから送ってもらったのだが、ソニック・ユースは一度ちゃんと聴いてみたかったのだ。前からこのバンドはどうも把握出来なくて。カーペンターズのカヴァーなどは妙にかっこいいが。どうも実体がつかめない。 で、今回聴き始めてみたら、すぐさま'I Dreamed I Dream'が気に入った。これはちょっとクセになるな。 "...Shift. Fucking youth"というあたりが何かを連想するなと思ったら。歌詞こそ全く違うが、ゼルダの1stに入っている「ソナタ815」に似てないか。ゼルダの1stは1982年。見ればこの'I Dreamed I Dream'も1982年。・・・佐代子がこの曲を好きだったなんてあり得るのかな。 しかし。ソニック・ユースを次々に聴くうちに、何故なかなか把握が出来なかったのかが簡単にわかってしまった。要するに私、あの夫婦(夫婦だというのも初めて知ったが)の、ダンナの方の声が嫌いなんだ。一方妻のキムはすごくいい声をしていると思う。ボーカルはほぼ交代で取っているようなので、アルバムを聴くとほぼ1曲おきに飛ばすことになる。 (カーペンターズの'Superstar'はダンナの方が歌ってるんだけど。あれは一発芸に近いからなあ)
で、まあ。日記の日付が4日もぶっ飛んでいるのは、まさに「日記を書く為に他に何もせず家にいたから」という理由で、またしても(この日記にたまにあるように)メタフィクションみたいな話でアレだけど。 しかし実は。この飛ばした4日で、私の心理状態にいきなりなハプニングがあった。この間に離婚の件も書ききってすっきりしたことも一因なのか。何だか知らないけど。 ・・・この「ときめき」は、久しぶりだなあ。 どのくらい「久しぶり」なのか、日記で確認してみたら、2006年まで遡ってしまった。・・・ってちょっと待て。それはおかしくないか。 ・・・うん、でも、わかってはいたんだよね。今回の結婚に、「恋」の感覚が欠落していたことは。「寝顔を可愛いと思わない時は恋してない」という自分なりの判定基準(まさにそこでNobu(b)も最初からハズレてたわけだし)を、今回はきれいさっぱり無視していた。2004年にも1回だけこれを無視したことがあって、まさにその1回が、唯一つきあったのを後悔する結果になったわけだし。 だから一度もこの日記に、彼を可愛いと思ったと書いていない筈だ。寝たいと思った。救いたいと思った。生活を共にしようと思った。けれど、「その顔を両手で引き寄せてキスしたい」と思わなかった。 ―――別にそれがどうという話じゃない。そういう夫婦なんてザラにいるだろうし。 ただ、今日現在、久しぶりに気分がいいだけ。
You've got kissability (あなたにはキスしたくなる) *Kissability / Sonic Youth (1988) の歌詞。
前の日記へ |次の日記へ
|