Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
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2007年12月17日(月) |
If for some reason you are not willing to lead, leave it to the rest of us; please get out of the way. |
この週末のニュースに深々と感動しているのであるが、珍しく日本の新聞のサイトを見てもどこもこれをちゃんと取り上げている気配がない。いや、記事自体はあるが、全く無味乾燥というか。 「国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)は15日、難航していた2013年以降の地球温暖化対策の枠組みをつくる交渉の行程表『バリ・ロードマップ』について合意に達した」 ―――これでは意味すらわからん。
ところがこれをアメリカのニュース番組で見ると、もう見るたびに涙ぐむほどドラマチックで。何回も見ちゃったよ。
要するにUSA代表は一度「あたしたち、行程表には合意できませーん」と言ったのだ。(上のビデオで40秒のあたり) それを受けて、パプア・ニューギニアの代表がこう言った。 "There's an old saying: If you are not willing to lead, then get out of the way. And I would ask the United States: We ask for your leadership; we seek your leadership. But if for some reason you are not willing to lead, leave it to the rest of us; please get out of the way." そしたらUSAが、態度を180度変えて、合意したのだ。
"Get out of the way."とは、普通に言ったら「そこ、どきやがれ」くらいの意味である。「邪魔すんな」ということだ。だから上の台詞は、格言になぞらえた礼儀正しい示唆のようでいて、実ははっきりとした怒りの表明だ。 パプア・ニューギニアのような小国が、USA相手に毅然と怒りを示し、その意見を完全に変えた。声も表情も荒げずに、最大限の効果を引き出した。 このパプア・ニューギニア代表の顔―――こういう顔を私は美しいと思う。
If for some reason you are not willing to lead, leave it to the rest of us; please get out of the way. (もしも何らかの理由で先導したくないと仰るのでしたら、後は我々に任せてお引取り下さい)
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