Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2007年11月29日(木)  give a lecture

仕事帰りにBITCHへ。来月セッションで弾いてもらう尚人くん(g)と待合せ。今日が会うのが二度目だが、一度目に喋ったのが5分にも満たないので、今日初めてちゃんと会話する。どうやらアイドルのバックで弾いたりしているらしい。26歳、56Kg、体脂肪不明。(是非測って下さい)
ニール・ヤングザ・バンドも好きだというので、おお若いのに見所のある、と思っていたら、'Last Waltz'を知らないという。
・・・いかん、そんなことではいかんよ、人としてw
ううむ。いつも音楽や文学の押しつけは避けているというか、する気も起きないのに。こと'Last Waltz'に関してだけは、「おっさん」のように講釈たれてしまうなあ。
マスターに、「ワカモノが'Last Waltz'知らないっていうから、説教してます」と言ったら、しばらくして'Last Waltz'のA面がかかった。
・・・じーん。
音だけでも充分素晴らしい。というか普通私はバングラデッシュでもウッドストックでも音だけの方がよくて、PCでDVDを見ていてもそのうち画面を他に切り替えて音だけにしたりするのだが。
'Last Waltz'だけは、映像があるほうがいい。ザ・バンドの一人一人の顔、ニール・ヤングのラリってぎらついた眼、クラプトンのストラップが外れる瞬間・・・。

'Stage Fright'―――5人で演奏しているのに、一人スポットライトの中に立ちつくすようなリック・ダンコ。生き物のようにのたうちまわるガース・ハドソンのキーボード。静かに上ずっているリックの声。抑えた興奮。それに呼応して硬く張り詰めるロビー・ロバートソンのギター。

かつてミック・ジャガーがザ・バンドのステージを見て、「何だこりゃ。レコードと同じじゃないか」と言ったという逸話があるが。
この件に関してだけはミックに高々と中指を立てておきたい。どこが同じだ。(おそらくミック自身も今はそうは思わないんじゃないか)

世界で最も素晴らしい音楽フィルムだと思うが。その珠玉のDVDがなんとAmazonじゃ995円で売っている。
おまけに見ようと思えばYouTubeで全部見られる。YouTubeで部分的に見てしまうと感動は1/10以下になるが、それでも見ようという方は、"This film should be played loud!"という条件がついているので、でかい音で見るように。

イエロー・ローズ・オブ・テキサス(50.5度)をストレートで、ゴードン・ジン(40度)をロックでもらう。後はチンザノ・ドライ(18度)のロックを5、6杯。今日もちらとも酔わず。タクシーで5時半帰宅。

give a lecture (講釈をたれる)



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