Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


全日記のindex  前の日記へ次の日記へ  

*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


この日記のアクセス数
*1日の最高=2,411件('08,10,20)
*1時間の最高=383件('08,10,20)


2007年11月15日(木)  never ever

仕事帰りに西荻BITCHへ。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどがかかる。
ひとつおいた隣に座っている男性が話しかけてくる。「あなたはねー、美人に生まれたからわからないでしょうが、ブスの結婚式ってのは男は本当に萎えるんですよ。新婦がブスだともうがっかりなんですよ。そういう時は新郎側の親族が『もらってやったんだ』って強気だったりね。あなたにはわからないでしょうけどね」って。
直接ほめるわけではないが、私が「美人」だという台詞が何度か出てくる。
ふーん。
この人、以前にもここでやたらと話しかけてきたんで、私が「うるせえ、てめえ黙ってろ」って言っちゃった人なんだけどなー。
覚えてないのかなー。

今日のところは、あの時かかっていたニール・ヤングはかかっていない。マスターが頭を働かしているのか、私が「うるせえ」と切れるほど好きなものは一切かからない。
隣の席に来るよう勧められたが、「いえいえ」と曖昧に微笑んで辞退した。

大人になると、敵に会っても動じずにっこりしていられる。この、「動じなくなる」のは、大人になることの最良の点だ。これが出来ない大人もいて、そういう人間の年月は無駄だ。
そしてこれは大変意外なことだが、「敵」という人種は結局いないのであって、適当に微笑んでいれば、いつかうっかりやさしい気持ちになることもある。
今現在はこの人にたいしてそれはないけど。でもわからないんだよね。「絶対」なんてことは、この世にはないんだからさ。「絶対」なんて言葉を使うのは、お子ちゃまの証拠だものね。

注1: 美人と言われたから矛先が鈍ったのか?と思った方へ。
  ―――たりめえだろ。人間なんてそんなもんだよ。特に私は食い物とか与えれば一発だよ。
注2: Bunnyさんの場合、敵に会ってもにっこりするのは、相手の顔を忘れているからでは?と思った方へ。
  ―――おっしゃる通りで。実は上の男性も最初は忘れてました。


never ever (絶対)



前の日記へ次の日記へ