Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。
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2007年09月06日(木) |
What a surprise! |
台風。期待通りに企業の方からキャンセルが来た。当日キャンセルは消化とみなされるので、何もせずにお金が入るのがよろしい。 残りの授業はふたつとも自宅だが、特別に振替するから休むようにと連絡。企業の場合は会社がお金を出しているからいいが、残りは個人なので。
NORITAさんのブログに、ネパール航空が機体の不具合を直す為に羊を生贄にしたという記事が載っていた。ひつじ。 ・・・うーん、ちょっとぐっとくるほど、素朴だな。 無論彼らはこれが「効く」と信じて行っているわけで、先進国がそれを笑いものにするなどとは考えない、もしくは気にしないのだろう。 人間の意志の力は恐ろしいもので、激しい思い込みは物事を現実にしてしまうことがある。彼らの信仰心がひょっとして本当に機体を・・・いや、いくらなんでもジュラルミンの塊りじゃ無理か・・・ネパールの飛行機がジュラルミンで出来ているとしてだが。
この話題をネットで検索すると、ニュースサイトから個人のブログまで、あちらこちらで呆れている。しかし、世間がそんなに呆れるとは、それこそ驚きだ。 だって、日本でもアメリカでも、いい大人が星占いを本気で信じ、道端の手相見に結構なお金を払い、UFOを呼ぶだのいうようなTV番組を真剣に見ているじゃないか。何が違う? 私は、超常現象や占いは一切信じない。私の敬愛する、生化学者で「SF作家の」アイザック・アシモフが、「UFOを信じている人がいたら、その人は頭がおかしいと思いますよ」と言い、その著書の中で占星術を「でたらめの世迷言で、まったくの荒唐無稽で、どうしようもないガラクタ」と言うのをきくと胸がすっとする。(ちなみにアシモフは非常に礼儀正しくユーモラスで愛情豊かな人物なので、今引用した文章も、前後を読めば攻撃的でも何でもなく、また何故そう思うのかもきちんと科学的に説明している) しかし、占いやUFOを「信じたい」人にいちいちケチをつける気はない。誰でも好きに勝手にやればいいのだ。頭に来るのは、自分がやっていることを棚に上げて、他人の(こっちから見れば同レベルの)信条を馬鹿にすることだ。 私に言わせれば、「今日のラッキーカラーは赤」とTVに言われて赤い下着をつけるアホ女より、神の怒りを鎮めようと羊を捧げるほうがよほど真摯でうつくしい。
じゃあオマエはネパール航空に乗るのかって? 乗るわけねえだろ。(それは話が違うのよ)
What a surprise! (それこそ驚き) *Sheep(羊) / Pink Floyd (1977) の歌詞。
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