Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2007年08月10日(金)  僕は忘れはしない

昨日YouTubeで有頂天「心の旅」の映像を見つけ、もう何度も何度も見ている。ああ、ケラってこんなにきれいな顔だったっけ。妙なメイクばかりが印象に残っていたけど。

あれはもう7年も前になるのか、新聞に町田康という作家の「芥川賞受賞作」の広告が載っていた。その顔に見覚えがあった。・・・あ!!
「ダンナ、大変! 町蔵が芥川賞取ってるよ!!」と声を上げた。「名前が違うけど、コレ町蔵だよね!」
芥川賞発表記事なんて読んでなかったので、かなりびっくりした。
その前年に同じ新聞で、ケラリーノ・サンドロヴィッチという名の新人劇作家が「演劇界の芥川賞」と言われる岸田國士戯曲賞を受賞したという記事を読んだ。勿論ケラのことだ。こちらはあまり意外ではなく、すんなりと、やっぱりこのひとは才能があるんだなあと思った。
いずれにしろ、どちらも何となくくすぐったいような嬉しさがあった。
インディーズのバンドというのは、やはりそれだけ近い存在だったのだ。それは単にハコが小さいから間近で観られるといった問題ではなく、あの当時のインディーズというのは、洋楽のビッグネームなどに比べ、もう例えようもないくらい自分たちの感性に肉薄して食い込んでくるものがあり、同時代を生きている、時間と空間を共有している一体感が凄かったのだ。

当時「心の旅」のスタジオ盤を聴くたびに、いつも同じところでぐっときた。
いつもいつの時でも 僕は忘れはしない
いつもここで涙ぐんだ。今もここで涙ぐむ。
ライヴ映像のケラが、本当にいい顔をしている。

僕は忘れはしない  *心の旅 / 有頂天 (1985) / チューリップ(1973) の歌詞。



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