Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
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2007年06月17日(日) |
Run my baby run my baby run. Run from the noise of the street and the loaded gun |
18時過ぎにDarrenから電話。今夜会いたいという。しかもうちに来たいって。・・・えええ。 13時に起きて色々して、ようやく何か食べようと思ってそこらで買物してきたところだ。これからゴハンして、後は一人でくつろぐ予定。それを邪魔されるのは迷惑。というか、もうこいつを家に上げるのはごめんだ。 思いっきり嫌そうな声を出して抗議するが、何時でもいい、今日会いたいんだとしつこい。とうとう来週の日曜ならということで納得してもらう。
彼に会うのなんて、イングランド北部英語のリスニング強化にしか役立たないわ。 前回会うのを承知したのも、実際それが理由だもの。(最近英語の会話してなかったからね)
今わけあってPCのプレーヤーを空っぽにしているので、音楽を聴く量が以前より減っているが。 強烈にガービッジの'Run Baby Run'が聴きたくなる。CDを出すのが面倒なので、迅速便利なYouTubeでPVを出す。そしたら面白いのを見つけた。曲は'Run Baby Run'なんだけど、映像が映画の「テルマ&ルイーズ」なのだ。編集したのはガービッジのファンのようだが、よほど曲も映画も好きなんだろう、音と映像がぴったりだ。歌詞も(多分それで思いついたんだろうが)合っている。 ・・・これはいい映画だったなあ、と思い出す。
見ていたら思い出した。二度目に見たら涙が出た。三度目に見たらまた泣いた。以後、何回見てもスイッチを押すように同じ場面で涙が出る。 ルイーズが男を射殺するシーン。
私は、場合によっては殺人を認められると思う。けれど強姦は駄目だ。それだけはどんな理由があっても―――いや、強姦に理由なんかあるか。 テルマは幸い強姦されなかった。ルイーズが救ったからだ。そして彼女たちは男を殺す理由がなくなった筈だったが、でもルイーズは結局撃った。 その瞬間、世界中でスクリーンの前の多くの女たちが、「よくやった」と思った筈だ―――私を含めて。
男と女の違いはたったひとつだけだ。それは、「男のほうが圧倒的に力が強い」 人間の歴史の中で、男がえんえんと女を蔑んできたのは、この理由ひとつに他ならない。 だから。何かのきっかけでふっと、愛する男も含めて全部の男を抹殺してやりたいという凶暴な気分になることがある。飽くまで一瞬の気分だが、この感じは多くの女が持っている筈だ。その「感じ」をこれまでに文学に、音楽に、随所に見かけてきた。 シャーリー(ガービッジ)も「その感じ」を持っている。彼女を'Stupid Girl'のPVで初めて見た時にそう思った。
気づいたらPCにDarrenからメール。読んで目が点になる。来週は音楽も聴かず酒も飲まずにきみを抱きたいって。きみはベッドじゃ最高だって。 ――――――お前はベッドじゃ最低なんだよ。
何でこっちが満足してると思えるんだ。
Run my baby run my baby run. Run from the noise of the street and the loaded gun (逃げて、ベイビー。街路の喧騒や装填した銃から) *Run Baby Run / Garbage (2005) の歌詞。
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