Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2007年03月31日(土) |
You're a slave to money |
うちでmakkyと午前6時まで飲んだ後、何となくザ・ヴァーヴを聴いていたら。'Bittersweet Symphony'のクレジットにふと目がいった。'Mick Jagger; Keith Richards'───はあ? 調べてみたら、この曲はストーンズの'Last Time'のオーケストラ・ヴァージョンをサンプリングしていて(聴いていて全然気づかなかった)、きちんと使用許可を得たにも関わらず後から「使用し過ぎ」だと文句をつけられ、全くオリジナルの歌詞がついているにも関わらずクレジットを'Jagger and Richards'に変えられているのだ。 何て馬鹿馬鹿しい。'Bittersweet Symphony'の良さは、その歌詞の音によるところが大きい。"I can't change. But I'm here in my mold. I am here in my mold.""I can't change my mold. No, no, no, no, no"───この部分の歌詞は替えがきかない。 大体、結果的に'Last Time'の歌メロと'Bittersweet Symphony'のそれは完全に別物であり、私に言わせれば後者の方がずっと繊細で美しい。 ───胸の悪くなる話だ。ストーンズのメンバーでなく、元マネージャー(誰よりもこの曲から利益を得ている)が文句をつけた挙句に'Jagger and Richards'のクレジットになったというのが、徹底的に美学がない。 著作権を失った時の、リチャード・アシュクロフト(vo)のコメントがいかしている。"This is the best song Jagger and Richards have written in 20 years."(これはこの20年間のジャガー/リチャーズの中で最高の曲だね) ───「汚辱はおまえが取りやがれ」と言わんばかりだ。おお、クール。これぞ美学。
You're a slave to money (金の亡者め) *Bittersweet Symphony / The Verve (1997) の歌詞。
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