Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2006年08月24日(木) |
You never understood that it ain't no good |
CHIKAKOさんからメール。直木賞女性作家が、猫殺しをエッセイに書いて全国紙に載せたという話。 ───馬鹿だなあ、と思う。動物を飼うことや避妊手術に関してのポリシーとかいう理屈以前に、自分が実際「殺して」いることが問題なんだという簡単な事実、そして他人は何よりそこに反応するんだということに気づかなかったんだろうか。 この人は、自分の思想が正しいかどうかさんざん熟考したに違いない。そして、「うん、大丈夫」と思ってしまったのだ。そして、「うっかり」公表してしまった。結果は、当たり前だがヒステリックなまでの嫌悪と非難を巻き起こしている。この人はもう、社会的立場がどうという以前に、個人的にも周囲に受け入れられないだろう。一体この先どうやって生きていくつもりなんだろう。 この人が「わかってもらえる」と勘違いしてしまったことが哀しくて、涙が出た。人が、他人にわかってほしいと思う、そのことが全ての発端なのだ。それが文学になり、音楽になり、恋愛になる。
そしてこの作家は女性だ。私は、以前にもここに少し書いたが、女性差別主義者だ。つまり、女は基本的に大事に守らなくてはならない。 英語で男を'Man'というのは当然で、男は人間だけをやっていればいい。女はそのうえ女をやらなくてはならない。大変なのだ。兎の牝を見ていてさえ、守ってやりたくて胸が痛くなる。 男なんてどう雑に扱ってもかまわないが、女はそうはいかない。ボブ・ディランの'Like A Rolling Stone'の歌詞を初めて読んだ時に愕然としたのは、裕福で周囲にちやほやされていた高慢な「女」が、道端で食べ物をあさるまでに落ちぶれ、何ひとつ頼るものがなくなるという内容だったからだ。 この「女性」作家の今後を考えると、ただ可哀想にとしか思えない。
悪人なんか世の中に山ほどいるが。この作家はただ、愚かなのだと思う。そして、容易には取り返しのつかない間違いをした。そのことが哀しい。
You never understood that it ain't no good (そんなことをしちゃいけなかったのに) *Like A Rolling Stone / Bob Dylan (1965) の歌詞。
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