Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2003年06月13日(金)  I saw the light.

11時に65時間ぶりに寝て、19時までえんえん寝続けた。これほど長時間寝るのはかなり珍しい。風邪と、それから昨日の疲れか。

0時半にダンナから電話。夕方にも一度かかったが、風邪で声が出ず、後でかけ直すよう言った。話したいことが沢山あると言うし。
ダンナはひたすら私の変化に驚いたと繰り返す。それはあんたの甘えだね、と答える。自分がいくら留守にしても、私が変わらずにいると思い込んでいたんでしょう。

またもレッチリの話題が出るし。By The Way 気に入ったなら、焼いたCDあげるよと言ったが、待ちきれないので自分で入手するとのこと。
おー、レッチリ、グレイト。

驚いたことに、失踪以来ダンナは私と3回すれ違っているんだそうだ。いずれも半年以上前らしく、うちの最寄り駅の近くで。1度は夜、ジムからの帰り。1度は夜、私が駅に向かっている時、もう1度は朝、私が駅からの帰り。最後の2度は、ダンナは金髪の長髪、そして髭面だったらしい。相当近くですれ違ったのに、全く気づかなかったってんだから。

これも私がいつも言っていた通りなのだが、ダンナは結局この10ヶ月間、うちの近所をうろうろしていたのだ。うちから2駅以内のエリアを拠点とし、それどころかうちの駅前のパチンコ屋に頻繁に来ていたらしい。
自分で言うのもなんだが、ダンナは「私マニア」である。私さえいれば、友達も何もいらないのだ。だからダンナが失踪した時、私はそこを一番驚いた。あの「私マニア」が私と連絡を絶つとはねえ、って。
でも連絡しなくても、やはり私からそう遠いところに行けるわけはないと思っていた。これは自惚れではなく、単なる事実の認識だ。

時々、うちの明かりを確認しに来てたんだそうだ。切ない話だねえ。ってか。
3月までは毎晩居間の明かりがついていたのに、4月からは真っ暗だったという。おお、その通り。4月にPCを書斎に移したからね。私、PCの前でだけ生活してるから。

ところで今回ダンナが現れたことに関してのコメントで、「じゃあ今ラヴラヴだね」とか、「復縁かー」といったものが少なからず見られたのは大変心外である。この10ヶ月にダンナでなく私が変わったことに関しても「惚れたほうの負け」という発言まで出る始末。
こういう思い込みはかなり根強くて、私がいくらこの日記で再三書いてもダメらしい。なので今一度まとめて説明。

そもそも私が最初にダンナと別れると言い出したのは、結婚後わずか半年後の話。ダンナの実家まで行って、親を巻き込んでかなり大騒ぎした。なのに結局それから6年も一緒に住んでしまった。ダンナが絶対に別れないと言い張ったのだ。勿論私の意志も弱かったわけで。

昨年3月、泥沼の末にとうとうダンナを追い出した。ダンナの両親を呼んで、引きずるようにして連れて帰ってもらったのだ。
それ以来別居していた。後はダンナに離婚届に署名させるだけだ。
そしたら8月のアタマにダンナがうちに現れ、30分だけいて帰ったと思ったら、そのまま消えたのである。

ここまで話を聞いているにも関わらず、私がダンナに「逃げられた」という思い込みが後を絶たないのは、まさに「消えたもん勝ち」というものだ。
実際のところ、どんなに別れようと思っていた相手でも、失踪されてしまうときついというのはある。消えるってのはかなり卑怯なやり方だ。

そしてネット上にScreaming Bunnyが現れる。最大の特徴は「ダンナ失踪中」で、これはもう持ち芸ですらあった。一度チャット中に「離席」と書こうとして、変換間違いで「離籍」と書いたらウケることウケること。体を張ったギャグだってね。

私はよく日記にダンナとの思い出話を書いた。全て結婚前の話だ。要するにダンナを愛してた頃の話。思い出の中でだけダンナに会っていると、だんだんと美化されていくのがわかる。

ところでダンナの実家にはPCがある。見ようと思えば今すぐにでもこの日記が見られる。時間の問題なのだ。



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